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私が考える【Independence】

・看護師ママが伝える「生」教育
・Beauty Japan近江大会2024ファイナリスト
はらいゆかです。

≪BeautyJapan7つのコンセプト≫
♦︎Beauty
♦︎Career
♦︎Sociality
♦︎Culture
♦︎Entertainment
♦︎Independence
♦︎Fashion

★私が考える【Independence】とは?
▷▷「自分を生きる覚悟を持つこと」


◼︎性教育を通して考える自立とは?

性教育の視点から「自立」をみた時
真っ先に浮かんできた問題は
【ジェンダー不平等】【女性の貧困】でした。

日本のジェンダーギャップ指数は
146か国中125位(2023年)という遅れ具合。

賃金格差女性の離職率の高さ(特に産後)
最近では女性の貧困も大きな社会問題です

女性の貧困と性は特に深く関わりがあり
就労機会、性的搾取性暴力望まない妊娠
女性の社会的自立を阻む問題に直結します。

価値観はそう簡単には変わりません。
そして、目には見えません。

これまでの日本の歴史や文化もあり
古いジェンダー観を持った大人は大勢います。

当たり前は簡単には変えられないからこそ
私は乳幼児期からの性教育を強く推しています!

男女に囚われず「自分」を見てもらえる
心と身体を大切にされる
そんな経験を乳幼児期から積めることが出来れば
自分の存在や、身体に対する肯定感は
必ず育まれていくと思います。

子どもたちにとってそれが当たり前なのだと
思えるようまずは私たち大人が性を学び
自分たちの感覚をアップデートさせる必要が
あると思っています。

子どもたちに統一した対応ができるよう
保護者の方はもちろん
保育士さんや子育て支援に関わる職員さん
1人でも多くの子どもと関わる大人に届けたい!
という思いで講師活動をしています。

中でも、子どもにとって一番身近な存在である
育児中のママに向けた活動に力を入れています。

個々の小さな力だけでは
どうにもならないことがあるのは事実です。

本当の意味で一人一人が輝ける社会になるには
個々の精神的自立はもちろん
社会的自立を叶えるための、今の時代に合った
新しい常識を築いていく必要があります。

その為にも、同じ境遇である育児中のママ
届けることが一番の近道だと感じています。

私は講師という立場ですが
ママと同じ目線で一緒に最適解を考えていきたい
というスタンスで関わらせていただいています。

子どもたちを守るためにはどうしたらいい?
より良い社会を残すために何が出来る?

性教育を伝える中で、社会的自立を叶えるための
新しい価値観を持った仲間が日に日に
増えていっているような感覚でいます。

乳幼児期からの性教育が日本の教育にも
きちんと組み込まれる社会にしていけるよう

性別やライフステージに囚われない
ジェンダー平等な社会を実現していけるよう

微力ながら一性教育講師として
知識の普及と同時に仲間を増やしながら
自分に出来ることを精一杯続けていきます。

時間のかかる難しいことだと思いますが
それが必ず女性の社会的自立に貢献できる
子どもたちによりよい社会を残す為にできる
最善のアプローチだと思うからー..

SDGsの目標のうち性教育を通して
アプローチ出来ると考えているもの

◼︎自立するってどういうこと?

【Independence】:独立、自立
独立とは、独りで立つこと。
自立とは、助けや支配がないということ。

以前の私は、「独立・自立」というと
人の手を借りず、相手に依存することなく

・自分で自分の衣食住を満たすことが出来る
・自分の足で立つことが出来る
・自分で生計を立てられる仕事を持つ

このような状態になることだと思っていました。 

そのために「看護師」という
社会的にも国家資格として認知されていて
経済的にも家計を支えて自立できるような
一生モノの仕事を選びました。

しかし、社会的自立・経済的自立は
叶えられても、精神的自立が伴いませんでした。

いつからか相手の顔色を伺って生きてきたので
自分の本当の気持ちがわからない。

「何でもいいよ」と他人任せで
いい人のフリをして自分の意思がない。

考えることから逃げていたし
自分の人生は自分のものだという認識が
大きく欠けていました。

私がこんな風なのは全部周りのせいだと
他人本意なお客様思考で生きていました。

育児ノイローゼになった6年前
生まれて初めて自分と深く向き合いました。

心理カウンセリングを受けて学んだことは
「こんな私で生きていく」という覚悟!

頑張りすぎてしまうところも
真面目すぎるところも
怒ってしまうところも
自分に自信がないところも
全部一旦、受け止める!

それが今の自分なのだと認識して
「こんな自分もまる◎」
と、自分で自分を認めることから始めました。


◾︎自分次第で自立は叶う!

私が考える本当の意味での自立とは
「自分を生きる覚悟を持つこと」
精神的な自立
がすごく大きいと感じています。

もちろん社会の常識や法律など
仕組みとして変わらないと
叶えられないことも多々あると思います。

しかし、自分の覚悟次第で
叶うことも沢山あると思います。

自立とは、ただ自由になることではなかった。
決断する勇気が必要だった。

自立のためには
言葉、感情、お金、食事、スケジュール等の
コントロール、統制=「自律」も必要だった。

私という人間をありのまま受け止め、向き合い
自分の人生に責任を持つということだった。

他人に依存してはいけない訳ではなく
依存先を1つに限定せず
上手に周囲を頼っていくことだった。

自立するからこそ1人ではないのだと
自分の力だけで今があるのではなく
常に誰かの力を借りて生きているのだという
認識をより強く持つことになった。

人生をかけてやり通したい使命を見つけた私は
今日も自分を生きる覚悟を持って進み続けます。

これが私の【Independence】です。
お読みくださりありがとうございました。

2024.5.26  はらいゆか

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