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コロナ後のオンラインイベントに行ってみた

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、4月7日に東京など7都府県(その後同月17日に全国に拡大)を対象に特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出されました。

在宅勤務が推奨からデフォルトになり、日用品の買い出しでさえ人目をはばかるような4月でした。5月6日には緊急事態宣言が解除される予定でしたが、5月4日に延長について宣言が改めて出るようですね。

イベントごとも自粛となり、イベントで集客をしている企業はどうなるの?イベントから始まるビジネス創出はできなくなるの?という疑問が湧いてくるようになってきました。

非常時前から活用していたイベントサイトPeatix掲載のイベントを見ながら、「コロナ後のイベントのかたち」について、整理してみようと思います。

Zoomでの講義形式のセミナー

一番多くてシンプルな開催形式。主催者が話して、残りの参加者をミュート設定にし、事前にメールまたはその場でチャット機能を使いながら集めた質問に答えていくスタイル。ホワイトボードの機能を使って、板書形式で進めるスタイルもあります。

Zoomのブレイクアウトルーム機能を使った参加者対話型セミナー

主催者が参加者をグループ分けして、バーチャルの小会議室に入ってもらう機能を活用したものです。グループワークが可能になります。主催者は、それぞれのグループを覗き込んだり(一瞬参加して出ていく)することができます。タイムリミットを設けることも可能で、グループワーク時間が過ぎたら本線に戻ってもらうことができます。

以下、オンライン通話以外の方式でイベントを開催していて、個人的に興味深かった事例です。

バーチャルSNS "cluster"を利用したフェス形式イベント

078KOBEという団体主催のイベント。新しい都市型イベントはというテーマで、もともとリアルに開催する予定で9月に開催延期になったイベントのオンライン版を実施。clusterというアプリのダウンロードは必要でしたが、臨場感のあるLTが楽しめました。その後、YouTubeで登壇者のパネルディスカッションを開催。質問はコメントから拾う形式。都市型フェスティバルの未来 〜After/Withコロナ時代のあり方を考える 

バーチャルイベントサイト"Remo”を利用した「コミケ」

銭湯・サウナ好きによるバザール。コミケみたいなイメージで、小テーブル毎に会話を楽しめるようになっており、出店者が各テーブルにはっていました。バーチャルで銭湯に行ったり(出店者である銭湯の経営者がおうちの銭湯を配信)、サウナグッズを開発しているかたがオンライン販売したり、という感じ。オンラインサウナバザール/Online Sauna Bazaar


総括

オンラインオフライン問わず、主催者の運営能力とファシリテーターの取り回し能力が欠かせないですね。

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