「新生活セット」に要らないもの

春から新しい暮らしを始める方も多いのではないでしょうか。ただもう生活の仕方自体が変容を求められているので、4月だから新生活!新しい暮らし!という考え方も過去のものとなっていきそうです。

暮らし方を見直す一環で、一旦今更ながら都内での賃貸生活を始めました。ゆるアドレスホッパーを目指して、また、明日退去することになっても負担のない生活(家具完備の実家が関東にあるため家具・家電の重複が将来的に負担)に挑戦すべく、身一つに近い新生活を継続中です。出費の節約よりは、暮らし方が全く変わった時に処分を検討しなければいけない苦痛から逃れることが主目的です。

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新生活セットを揃える必要がなかったので、その考え方をまとめました。


そんなに要らない

ベッド

不要の極み。引っ越しが個人でできなくなる要因の最大のもの。毎日収納可能な布団で対応可能。デッドスペースも無くなり、毎日の掃除も楽。ベッドには清潔感がないのでは?と疑問視していたベッド不要論者。

洗濯機/アイロン/物干し竿

きれいなコインランドリー増えた。引っ越し時処分に困ることも無くなる。

テレビ

論外。

炊飯器/電子レンジ/トースター

土鍋とグリルでなんでもできる。

掃除機

フローリングに毎日クイックルワイパー。薄めのラグにはコロコロ+たまに日干し。

洋服

これまでの買いだめあり。そして何より、これまで購入してきたものを処分すること自体に疲弊。本当に欲しいものだけ購入すれば良い。トレンドを取り入れた洋服は月額レンタルでおけ。

ソファー/収納棚等家具

どこにでも座れる。クッションか座布団あれば十分。収納棚を置くからものを置いてしまう。家具・家電の月額レンタルを試そうか思案するもの、まだ実行に至るまでの家具の必要性を感じていない。


これは要る

照明/カーテン

初日から無いと困るものであり、よく存在を忘れて初日困るもの。

ドライヤー

髪を切れないので。

インフラ(電気ガス水道通信)

人生分のサブスクはできないものか、この手のは。


まとめ

この一年の生活を経て多くの方が感じているのは、「そこまで必要なかったよね、実際」ということではないでしょうか。深夜までレストランが営業していなくても食事は可能だし、スーパーでビニール袋がもらえなくても代わりに袋を持参すれば足りる。20:00に商店が閉まっても、そうと知っていればそれなりの買い物プランを立てる。必要なもの以外のものが削ぎ落とされていく過程を見てきた一年間のように思います。


少しでも共有できる思いがあったのであれば嬉しいです。 電気を届けるしごとに思いをはせる「白金プラチナ電設」もご贔屓に。