Yuqian Keiko

Bubble tea made in China, mixed in Japan, e…

Yuqian Keiko

Bubble tea made in China, mixed in Japan, exported to Canada, and now in Japan. 都内大学院で教育社会学を勉強中。 トビタテ!留学JAPAN第14期生

最近の記事

境界性パーソナリティ障害と私②

ずっと続けていたジャーナリング。 デバイスに残っているいくつかのメモたち。

    • 境界性パーソナリティ障害と私①

      2023年11月から長い抗うつ状態に陥った。治療の中で明らかになったのは、境界性パーソナリティ障害(Bordered Personality Disorder, 以下BPD)の疑いだった。 2023年末、日常生活さえ難しく、一分一秒を(生きて)過ごすことが苦しかった。一秒ごとにナイフで削られるかのように痛かった。抗うつ剤は効いているかわからない。ただ、激しい眠気と倦怠感で脳がいつものように動かないことを自覚する。 2024年1月、親しい人間関係の経営が難しくなり、ほぼ全て

      • 【私のストーリー】安全基地を探して

        ずっと求めていた。 どんな時にも愛してくれて、受け止めてくれる場所を。失敗しても戻って来れる安全な避難場所を。もう一歩踏み出すエネルギーがチャージされるまで優しく癒してくれる場所を。そして、次の挑戦への後押しをしてくれる場所を。 そんな場所を、「安全基地」というらしい。 多くの人にとって、いちばんの安全基地は家族だ。そして、人生を通して、友人、先生、恋人など新たな安全基地を作っていくという。 今の私は、キラキラしているように見えるかもしれない。だけど、何かがずっと足り

        • 【My Story】In Search of a Missing Piece.

          バンクーバーに来て数ヶ月経った頃に、実はアイデンティティクライシスに陥っていました。多文化共生社会であるはずのバンクーバーで感じたもやもやと、それに対する自分の解釈をショート漫画にしてみました。 (Revised Public Education Project, ACAM250 Asian Canadian in Pop-culture)

        境界性パーソナリティ障害と私②

          【私のストーリー】上京〜憧れのあの子になれなかったわたし〜

          幼い頃からおとぎばなしが大好きだった。日本に来てしばらくして、私は自分をシンデレラだと思うようになった。どんなに苦しくても、優しさと勇気を持って生きようとしてきた。そうすれば自分のハッピーエンディングが見つかる、と期待に胸を膨らませてー。 ひもじくても、知らない人のお下がりの服を毎日着ていても、誰も味方してくれなくても、ほめてくれる人がいなくても、孤独と悲しみに打ちひしがれそうになっても、自分だけを頼りに上へ上へと登り続けた。 周りに溶け込むために、自分を偽り続けた。

          【私のストーリー】上京〜憧れのあの子になれなかったわたし〜