見出し画像

want to do より want to be で考えている

今週は新しい人に会う機会が多かった。

初めて会った瞬間に、「この人素敵だな」と惹かれてしまう人がいる。雰囲気、オーラといってもいいのかな、とにかくその人の存在全体から魅力を感じる。そんな初対面で惹かれてしまうような人にふたり会えた。

ひとりはこれから一緒に本を作らせていただく著者の方。詳しくはもう少しかたまってきてから書くと思うけれど、医師として現役で働いていらっしゃる。

ふだん命が有限であることを知っている患者さんと接している方には、やはり普通の人とは違う雰囲気がある。目の前の人を受け入れている感じ、静謐な安心感みたいな印象を受けて、初対面なのにこの人になら自分のすべてをさらけ出しても大丈夫な気がしてしまった。

もうひとりは、本のイベントに来てくださって挨拶してくださった、他社のベテランの編集者の方。同業の方に自分が担当した本をほめてもらえるのは素直に嬉しい。洋服のセンスとか話しかけ方とかしゃべり方とかすべてが素敵で、私もこういう人になっていきたいと思った。同姓の年上で素敵な人に出会えると、生きる元気が湧いてきてとてもありがたい。

考えてみると私は、ギラギラしている人が苦手で、控えめというか自分を前面に出しているわけでないのにしっかりと魅力がある人が好きなのだなぁと思った。これは完全に好みの問題だけど。

素敵な人に出会うと、自分もこういう人になりたいなと思って、例えば損得とか不公平とか気分ではなく、「この身の振り方は素敵か」を基準に生きるようになるからいい。そして「将来的に何を成し遂げたいか、want to do」よりも、「どういう人でありたいか want to be」ということの方が今の自分にとって大事なことだと感じている(英語のニュアンスわからないから微妙にずれてるかもだけど)。

職業ベースで考えると、今と全く同じ職が5年後あるかもわからない時代だし、「今どういう人でありたいか」で人生を設計してもいい気がする。

だからなるべく「こんな人になりたい」と思うような素敵な人と一緒に仕事をしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?