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自分の「好き」に真っすぐな人が好き

今日初めて、コミティアvol.123に行ってきた。

前からツイッターで気になっているイラストレーターさんがいて、その方に会ってみたかったのが一番の目的だった。イラストのイメージ通り素敵な方で、似顔絵を描いてもらえてとても嬉しかった。自分のためだけに描いてもらった絵って、すごく愛しい。

それにしても会場の空気にすっかりやられた。良い空気だった。

プロ、アマ色々な立場の方が参加されていると思うけれど、みんな自分の好きな作品を自分で作って自分で売っている。買いに来ている人も、きっとお目当ての人がいるのだろう。自分の「好き」に対する真っすぐな気持ちを持つ人しかないような場所だった。

普通に暮らしていると、その場にいたい人しかいない空間って、すごく貴重だと思う。なんとなくとか、嫌だなぁと思っている人がいる場所の方がずっと多いからだ(通勤ラッシュ時の電車とかその最たるものだと思う)。

そういう場にいるとそれだけで消耗するけれど、好きなことのために「そこにいたい」という気持ちをもった人が多い場はエネルギーがもらえる。

それに私は、昔から「好きなものを作りたい」という気持ちが生きる原点になっている人にすごく憧れがある。

私は絵も描けないし、手先も不器用だし、何も面白いネタもないので、自分でゼロからものを作り出すことはすごく苦手だ。自分ができない分、作らなきゃ生きていけないという人の熱量に惚れてしまう。だからこそ、そういう人のためになることを仕事にしたくて、編集者になった。

好きなものへの気持ちが真っすぐな人が心の底から大好きだ。そういう人たちのために生きようと改めて思った日だった。

ちなみに私が会いたかったイラストレーターさんは、こちらの方です。ラムネチョコさんの描く女の子の、気だるさとみずみずしさがすごく好きです。

#コミティア #エッセイ #日記 #コラム #編集者

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