アニメで人生観とか変わったり、人生すら変えさせられたりする位の影響力がある作品とかって存在します！

でもそういった作品というのは割と長編だったりもしくは、深い内容だったり、暗い話だったりする事が多いです。
（全てだとは思いませんが）

まあ極論、人それぞれの感性なので一概に言えませんが。
音楽や映画、アートなどにも全て言えることですが、その人の年齢や体調、心の体調によって感じ方や見え方が変わったりするので状態によっては全作品でぶっ刺さる可能性はあるとは言えます。

ですが、ふら〜っとアニメを観てて現状を少しは変えさせてくれるかも？
と思った作品を紹介したいと思います。

『ばらかもん』
という作品です。

もの凄く簡単に言えば、エモい作品だと思います。
（もしかしたら私の感性が間違ってるかもしれませんが）

私はこのアニメを観て、どことなく「ぼくのなつやすみ２」という名作ゲームを思い出しました。

どういった内容なのか？
書道家の主人公が、書道家として成長に限界を感じている時に、書道界の偉い人に自分の作品を批判されてぶん殴ってしまう所から始まります。

頭を冷やす為にと父親からある田舎の島に飛ばれて話が展開していきます。

大都会生まれだった主人公が、全く知らない土地で全く知らない人達に囲まれ、今までの常識が通用しない島で生活していく中で、今までに感じたことがなかった感情や感動、感謝といった事が主人公に芽生え始め、平凡という壁を乗り越えていく物語になっています。

何か深い話がある訳でもなく、凄い演出がある訳でもありません。
説教じみた内容でもないし、逆に暑苦しい熱血でもないです。

どちらかというと日常系アニメの分類に入るかもしれません。

ですが、このアニメは今までの自分自身を肯定してくれつつ、ちょっと動いたりちょっと変われば全然違う景色がみえてくるかもよ？
といったような雰囲気を持ったアニメで、ちょっとだけ頑張ってみようかな？と思わせてくれるような作品です。

俺は！！このアニメで人生が変わったんだ！！
とまで言わしめるような作品ではありませんが、少し弱っている時に観るといいかもしれません。

アニメも様々だなとつくづく思います。
是非一度観てみてはいかがでしょうか？