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新たな自分を発見する

前回のnoteでアンケートを実施しましたが、後になって気付きました。
お題をどうしよう、とあれこれ考え、ちょこちょこ変えたりしながら50音順に並べたのですが、「あ行」から「ら行」まできれいに一つずつ入ってるんです!
そしてリクエストのあった3の倍数である③、⑥、⑨は、私の好きな数字!

好きな数字は小さい頃に決めました。
弟は7/2生まれだから7と2、妹は8/13生まれだから8が好き、と言っていました。
私の誕生日は11/14。
11も14も好きになれなくて、理由は忘れましたが3にしよう、それに3の倍数も、と考えたんです。
ついでに言うと、好きな色は白です。あと青も好き。

⑥が多いのは私の友人知人ならではだなあ、と思いますが、私より全然詳しい人ばかりなので、たぶん突っ込まれること必至です。
近々、先日参加した「ホラー映画を語る会」と、カナザワ映画祭の「クトゥルフ怪談」レポートなど交えて書いてみたいと思います。
その前に、③とも少し関わりのあることで、書きたくなったことがあり、記事にしてみました。

先日日曜は、所属事務所のワークショップでした。
今回は正直、行くのが憂鬱でした。
というのも、自分のスケジュール管理の甘さから、《哲学者の薔薇園》の営業を立て続けに入れてしまい、ワークショップまでに台詞を入れるのが精一杯、役作りや演技のプランまで考えが及ばなかったのです。
そういう時は行動にも反映されてしまうもので、いつもワークショップに遅れることなどないのに、家を出る時間を間違えて、危うく遅刻するところでした。
幸い、乗り継ぎが上手くいき、ギリギリで間に合いました。

この日は、実技に入る前に先生からのお話がありました。
「何故、役者をやらずにいられないのか」というようなことでした。
人間は皆深いところに、覗き込みたくない傷や汚いものを抱えているが、役者はそれを曝け出さないといけない。
帰り道、気になってこの続きを聞きました。
その時、自分が役者をやりたいと思う理由も話したのですが、「人に話せる理由以外にも、もっと根源的なところに何かがあるはず」というのです。
また、一度自分をとことんまで見詰めないと、その深い部分にも気付かずに終わってしまうかもしれない、ということでした。
先生は演技を見れば、その人がどういう人か分かってしまう、とも仰っていました。

で、肝心の実技ですが、自分でも以前から気になっていた課題も顕わになったものの、演技自体にはかなり乗れたので、憂鬱な気分はどこかへ行ってしまいました。
相手役との相性などもありますが、やはり誰と掛け合いをしても良いノリを生み出せるように、自分の引き出しを増やしたいなあ、と思います。

ワークショップ後に友人の神部ゆみちゃんと、マンダリンオリエンタル東京のグルメショップのカフェに行ってきました。
本当はペニンシュラのカフェに行きたかったのですが、閉店時間に間に合わないとのことで、こちらにしたのです。
この日は、先月鎌倉で購入したワンピースを着ていきました。

ゆみちゃんと瞳ちゃんと三人で鎌倉を散策していた時、自分ではまず入ることのないブランドのセレクトショップに、ゆみちゃんの希望で入ったのですが、そこにとても柄が気に入ったワンピースがあったのです。
その日ゆみちゃんが着ていた花柄のワンピースがとても素敵で、ちょっとそれを意識したセレクトでした。
普段の私ならまず着ることのない、タイトなシルエット。
他にいつも着ているような、ガーリーなテイストのワンピースにも気になるものがあり、どちらにしようか散々悩みました。
でも、せっかくいつも入らないようなお店で買い物するのだから、と、最初の方のワンピースを購入。

この日は、ゆみちゃんも鎌倉の時と同じワンピースを着ていて、お互いのお洋服の色柄がとても良く引き立てあっていました。
私に似合っているかどうかは正直何とも言えませんが、ワンピースを見る度に浮き浮きとした気持ちになるので、やはり買って良かったのだと思います。
そして、このワンピースに合う靴や髪型など、色々工夫しようという気になりました。

なぜ役者をやらずにはいられないのか、にはもちろん幾つもの答えがあると思います。
新たな自分を発見できる、というのも、そのうちの一つではないかと思うのです。
それは浮き浮きとした楽しいこと、である時もあれば、非常に苦しい嫌なこと、である時もある。
それを追求する姿勢が真摯であればあるほど、役者として人々の共感を得られる、ということなのかなと思います。

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