sleep tech が一過性のブームを過ぎて、定着している感があります。
昨日、３conins（2726パルグループホールディングス）へ銘柄研究に行きました。
夏の主力雑貨は、首につけるアイスリング・ハンディ小型扇風機でした。去年、持っていなかったママ友達も、今年はほとんどと言っていいくらい、皆持っていましたし、電車の中で見かける若い学生さんたちも、アイスリングを付けて、扇風機を回していました。
2726パルグループ、夏の業績もよさそうですが、さすがに織り込み済みか？それとも秋の主力雑貨でサプライズがあるのか？
ということで現場を見に行きました。

3coinsの店頭は、暑さ対策グッズが一掃されて、
「スリープテック」グッズ一色になっていました。
よく眠れるらしい枕、気持ちが落ち着くアロマグッズ、マッサージ器具。
なるほど、昨年12月の「日経トレンディ」でも、睡眠関連グッズがトレンド入りしていました。（4933I-neのYOLU, 2267ヤクルト本社のヤクルト1000, 4967小林製薬のナイトサプリ）

何時でも混んでる3coinsですが、店内にいる女性陣は一様に、枕のつるつるした感触を触ってみたり、アロマスプレーをかけてみたり、色々試しています。ただ、枕やアロマだと、無印良品やニトリにもありますし、3coinsならではの爆発ヒットという感じにはならないかもしれない、、
逆に、ヒットというより、スリープテックが定着するフェーズに来ているのでは？と思って他店を見に行きました。

次に、地元近辺（東京の外れ・学生多い）とりわけ若年層にターゲットを絞ったドラッグストアへ。ここは店頭の一大コーナーが定期的に入れ替わります。
お盆前までは、やはり暑さ対策グッズや、汗でも落ちないメイクシリーズがおいてありました。
が、昨日は、大々的に、「スリーピングテック」「夜間美容」というLEDサインパネルが出され、3coinsと同じように、気持ちよさそうな枕やアロマシート、手でコロコロするマッサージグッズ、寝てる間のトリートメント（YOLUではなく色々なメーカーの夜間トリートメント）、良い香りがするアイマスク、寝ている間に喉がうるおうマスク、寝る前に飲むサプリが置いて
ありました。
ここの店舗の主力層が10代後半～20代、30代前半？位なので、若い層でも買える価格帯のグッズが充実しています。
こういう層にも、睡眠の質向上や、睡眠中の美容というコンセプトが刺さっているんだなと実感しました。

その後、デパ地下のコスメコーナーも一通り回りましたが、逆にデパ地下コスメ（通称デパコス）ではスリープテックや夜間美容関係を打ち出しているブランドがありませんでした。
シャネルとか、ディオールとかは、そういうトレンドとは一線を画しているのかもしれません。

＊スリープテック市況
矢野経済研究所によると
2021年（見込）4,500百万
2022年（予測）6,000百万
2023年（予測）7,500百万
2024年（予測）9,000百万
2025年（予測）10,500百万
出典：スリープテック市場に関する調査を実施（2022年） | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所 (yano.co.jp)

23年から140％伸びる予測。

アップルやグーグルでもすでに睡眠の質改善データ取得のサービスを出していて、日本でも3401帝人・6960フクダ電子でも睡眠医療機器を、
7817パラマウントベッドでも睡眠計測技術と医療ベッドの組み合わせを手掛けているようです。

ただ、上記のような企業群が自分の生活圏内にない主婦としては、スリープテック、睡眠市場関連製品の中から、今から何が売れるか？ヒットは何か？もしくは地味にみんなが買っていて市場が織り込んでいない商品を見つけたいと思っています。とはいえ、すでに、YOLU,ヤクルト1000は売れているので、それ以外のところで・・となると、何になるのでしょうか。
ヤクルト1000は、昨日から申し込みを再開したようなので、また継続的な高受注が続くのか・・・？とはいえ、織り込み済みなのかもしれませんし。
昨日の現場観察では、まだ見つけられなかったので、引き続き、地道に探していきたいと思います。

今日もありがとうございました✿✿