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雛見沢くるみ、ついに立体音響になる。

はじめに

皆様ごきげんよう。
雛見沢くるみ学院長のペットこと癒鈴です。

今回は推しがコラボイヤホンに続いてコラボスピーカーを発売したのですが、それがまた大変面白いスピーカーだったので紹介したく筆を執りました。
この記事もサムネイルの通りモニターの下に置いたコラボスピーカーで音楽を聴きながら書いています。

記事内にいくつか専門用語がありますので、最後に用語集を用意しました。
必要に応じて目次から飛んでいただければと思います。


ZEENY T☆BOXとは

コラボの元になったスピーカーは前回同様、株式会社ネインさんの展開するZEENYシリーズの音場拡張機能搭載BluetoothスピーカーT☆BOXです。

このスピーカー、商品名にもある通りVSF(Virtual Sound Field)という独自の音場拡張機能を搭載しており、コンパクトながら立体感のある音を楽しむことができる、まさに「映画館のような臨場感、音が飛び出すBluetoothスピーカー」なんです。

また、付属品には充電用のAtoCケーブルの他にステレオミニプラグのオス-オスケーブルが同梱されているため、Bluetooth接続をしなくても有線スピーカーとしても使用できます。


通常モデルとコラボモデルの違い

イヤホンの時と同様、ガイド音声が全て学院長の声で楽しめちゃいます!
電源を入れると可愛らしくお出迎えしてくれたり、かと思いきやBluetoothを切断すると・・・w
学院長らしいユーモア溢れる音声の数々がこのT☆BOXを使うのをより楽しくしてくれます。

そしてなんと、購入特典としてコラボスピーカー購入者しか聴けない学院長のオリジナル楽曲をネインさんが製作してくださいました!!
もちろん詳しくは書けませんが、このオリジナル楽曲がまた雛見沢くるみ節全開で最高なんですねぇ。


パッケージ・本体デザイン

前回コラボしたイヤホンのパッケージデザインを踏襲した大人の雰囲気溢れるデザインです。
本体は雛見沢くるみの文字を大きくあしらいながらも、あまりオタク感が出ないように学院長がたくさん考えてくださった成果がよく表れた素敵なデザインとなっています。

箱も飾りたくなります


性能

音質

やはり気になるのは音質ですよね。
どんなに凄い機能が付いていても音質が悪かったら意味がありません。
しかし、T☆BOXならその心配も不要です。
非常に音のバランスがよく、低音域~ボーカル~高音域までしっかりとクリアで伸び伸びとした音を出してくれます。
公式スペックでは使用スピーカーが4W 1.75inch×2、そしてエンクロージャがパッシブラジエータ方式となっており、低音の豊かさはこのパッシブラジエータがよく効いているのだと思います。

以下は公式サイトよりお借りしたT☆BOXの画像ですが、何やら2つのスピーカーの間に長方形の物がありますね。

両サイドが公称の4Wスピーカー

公表されているわけではないので何とも言えませんが、恐らくこの真ん中の部分がパッシブラジエータだと思われます。


VSF機能

VSF(Virtual Sound Field)機能ではシアター、ミュージック、オムニという3つの音場設定を楽しむことができる、T☆BOX最大の特徴です。

シアター
正面から聴いたときに音場を左右に大きく拡げる

ミュージック
音場の拡がりを作り出しながら低音から高音まで音楽の音色を楽しむように調整

オムニ
スピーカーがどの向きにあっても一定の音の聴こえ方になるように調整


実際に聴いてみるとどの機能も本当に音の聴こえ方が全然違っていてとても面白いんです。
各モードでスピーカーを手に持って左右に回転させてみると違いが分かりやすいですよ。

シアターモードでは音に立体感が生まれ、部屋の中がまるで映画館にいるかのような雰囲気に。
ミュージックモードでは音の臨場感が増して、まるでライブハウスにいるかのような迫力が。
そしてオムニモードでは部屋のどこにいてもクリアなサウンドを届けてくれます。

これら3つのVSFにスタンダード(VSF OFF)を加えた4つのモードがボタン1つで切り替えられるのもポイントです。


操作性

本体上部に6つのボタンが備えられており、操作は至ってシンプルでとても分かりやすいです。


電源ボタン
2秒押しで本体のON/OFF

Bluetoothボタン
2秒押しでペアリングモード

再生/停止ボタン
1回押しで再生/停止、2回押しで曲戻し、3回押しで曲送り

+-ボタン
音量調節

MFボタン
音楽再生時は1回押しでVSFモード切替、着信時は応答/終了、2秒押しで音声アシスタント(Google音声検索、Siri、ZEENY NOW、ZEENYアシスタント)


バッテリー

電池持続時間は約12時間と、かなりの長時間駆動が可能となっています。
せっかくのポータブルスピーカーですし、外出先でバッテリー切れの心配をしなくていいのは安心ですね。


防水機能

IPX6相当の高い防水機能を備えており、お風呂等でも使用することができるようです。
水没させたらアウトなのでそこは気を付けましょう。
お風呂に窓があればそこの桟に乗せるなど、できるだけ湿気を避けるような使い方がいいと思います。


まとめ

高音質、独自の音場拡張機能、長時間バッテリーに防水機能、そしてなんと重量も370gほどしかないのでとても軽いT☆BOX
まるで非の打ちどころがありません。
これ1台で何役にもなれますし、使っていくうちにまた新たな楽しみ方が見つかりそうでワクワクします。


おまけ

VSFを疑似的に体感してみる

ZEENY T☆BOXはBluetooth接続だけでなく付属のケーブルを使用した有線接続も可能ということで、僕が元々所有しているBOSEのスピーカー/サブウーファーと組み合わせて疑似的にVSFを体感できるようにしてみました。

あくまで疑似的であり表現がオーバーな部分はあるかもしれませんが、個人的にはかなり上手く表現できたと思います。

(イヤホン推奨。スピーカーで聴いてもほとんど分かりません。)
(noteには直接動画を貼り付けられないため、Twitterに投稿したものをリンクにしています。)

一般的なスピーカー(VSF OFF)

疑似シアターモード(立体感)

疑似ミュージックモード(臨場感)


あとがき

いかがだったでしょうか。
何だかんだで今回も長くなってしまいましたが、それほどに魅力的なスピーカーであることが伝わっていたら嬉しいです。
通常モデルであればZEENY公式サイトからいつでも購入できますので、この記事を読んで興味を持ってくださった方がいればぜひ!


用語集(あいうえお順)

エンクロージャ
囲い込むもの。スピーカーにおいてはスピーカーユニットを覆う外箱のことを示す。

音場
おんじょう。おんば。音の拡がりや音の拡がる空間力のこと。

パッシブラジエータ
エンクロージャの方式の1つ。小さなスピーカーでも豊かな低音を出すことができるのが特徴。

IPX6
防水性能の指標。この場合は防塵性能は無いことを示している。性能の見方に関してはこちらを参照。



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