見出し画像

【初めての支援現場】

支援の現場に初めて異動になり、なにもわからずとにかく緊張したのを覚えています。

人間関係構築は得意な方ではなく
職員との人間関係、施設利用者さんとの人間関係。
それぞれ構築していかなければならないことに気づいたとき
それだけで気が遠くなりそうな感覚になりました。笑

交替勤務も初めてです。
「子供が熱を出した」
そんなとき、代わりに勤務してくれる人を探したり、後日その人の分を代わりに出なきゃいけなかったり

その仕組み自体が、最初の頃は戸惑いました。

今は、合理的な働き方だと感じています。

支援の現場で勤務するようになって15年ほど経ちますが、皆さん「お互いさま」で勤務交替の相談に応じてくれる仲間ばかりで、お互いにプライベートも尊重しつつ仕事することができています。

泊まりの仕事は、今は「夜勤」ですが、当時は「宿直」でした。
違いは拘束時間の長さです。

「夜勤」は、休憩入れて17時間半勤務。
「宿直」は『寝てもいい』という大義名分のもと、25時間半勤務でした😱

朝、いつものように出勤して他の職員と同じように日中の仕事をし、夕食の支援が始まる頃に他の職員の退勤を見送る。
後は翌朝までの長い夜が始まります。

初めての宿直の夜、朝から仕事をして皆さんの就寝支援を済ませ、ほっと一息ついて時計を見たら夜の9時。

ああ、もう12時間以上仕事したんだなー
という思いと
あと12時間だなー
という思い。

ほっと一息ついてからあと12時間て
すごい世界だなとしみじみ思いました😅

夜は「寝てもいい」と言っても
「さあ、寝よう!」と私が横になったのを見計らったように
「せんせー」
と声が聞こえます⤵️

用事がある訳ではなく、「私起きたよー」のアピール。
夜間、何度も覚醒してしまう方です。

転倒の危険などはないのですが、放っておくと他の人の部屋に入ってしまうので、そのたびにトイレに付き添ってベッドへ送ります。

一段落して休憩、仮眠。

そんな一人勤務の宿直を繰り返すほどに利用者さんと向き合うができ、利用者さん一人ひとりとの人間関係が少しずつ構築されていきました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?