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第1回:ジャズって何だろう

お洒落なBARやレストランで流れているジャズ。

格好良いなぁと漠然と思いながらも、
「ジャズってどんな音楽?」って聞かれると説明に困るんですよね。

というわけで記念すべき1回目は
ジャズの定義や歴史について書こうと思います。

ジャズは”オフビート”と呼ばれる独特のリズム(※1)と”即興演奏”が特徴的な音楽です。音楽というよりも、演奏のやり方を指すことが多い様に感じます。
※1 オフビート:四拍子の第二、四拍にアクセントをおく躍動的なリズム

19世紀末頃、アメリカ南部に位置するニューオリンズで働く黒人労働者たちの間で、自身の民族音楽と白人のヨーロッパ音楽が融合することで誕生したと言われています。

そもそも米国に連れてこられた黒人奴隷の方が自身の悲しみや喜び、表現をしようと思い、ブルースを作ったのがジャズの始まりなんです。

その最大の魅力は即興演奏にあり、演奏の中にブルーノート、シンコペーション、スイングなどの要素をミュージシャン自身が組み込んで自由に表現するのがジャズの醍醐味。

現在ではディキシーランドジャズ・スイングジャズ・モダンジャズ・フリージャズ・クールジャズなどさまざまなスタイルや呼ばれ方があり、人種・国をこえて愛され演奏されています。
色んなジャンルのよいところを貪欲に取り込み、今も発展しつづけている音楽とも言えます。

ちなみにブルースで使われるブルーノートとは、音階をドレミで表した時に、「ミ」と「シ」の音を半音下げたものを指します。

実際に楽器がお近くにある方は弾いてみてください。
「ド(C)、レ(D)、♭ミ(♭E)、ファ(F)、ソ(G)、ラ(A)、♭シ(♭B)」です。

ブルースの感じが感じられると思います。

それでは、第二回目は、自由といわれるジャズだけど決まりごとや構成はあるか?といった点を書こうと思います。


※1回目は試しに全体公開にしました。
※役に立ったな~と思った方は次回からも購読して頂けると嬉しいです。
※また、解釈等で間違いがありましたらご指摘頂けますと幸いです◎

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