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音感(絶対・相対)について

クラシックピアノを習っていた。という話をすると、
「絶対音感ありそう」とか
「じゃあ、あの音って何(無茶振り)」とか聞かれることがよくあります。
これはピアノ経験者あるあるだと個人的に思っています・・。

さて、そんな「音感」の話を書こうと思うのですが、
「音感」には「絶対音感」と「相対音感」の2種類があるようです。

「相対音感」は「直前に聞いた音」より「次の音」が高いか低いかを感じる音感と言われています。

例えば「ド」の音を聞いた後に、「レ」の音を聞いたとすると、「鍵盤1つ分高い音」だと分かる感じです。

「絶対音感」とはどんなものかというと、聞こえてきた音をすぐに「ドレミ」で感じる音感です。

※正確に言えば周波数を感じて、ドレミの周波数に自然に置き換えられること(上手く説明できなくてすみません・・)
※もう少し柔らかく言うと、絶対音感を持っている人は自分の中に完璧なドレミファソラシドという物差しを持っていて、「ある音」を聞いたときにそれに当てはめて音名を当てることができる。ということらしいです。
※幼児期(5歳位まで)に「音感」の訓練を受けてないと、まず獲得できない能力だといわれています。

ちなみに絶対音感にも精度があるらしく、ちょっとした音程のズレでも完璧にわかる人もいれば、大まかにしかわからない人もいるそうです。

ちなみに私は音がいくつも重なってくると精度が落ち始めます。聞きなれないコードだと音を取るのに苦労するのでまだまだです・・。

なので、これからも精度をあげるためにトレーニングをかかさないでおきたいと思います。

調べたところ沢山ありましたが、以下が良さそうなのでメモ。
私が良さそうなのは「和音感覚」系の「分離唱」と「耳こぴ」になりそうです。アプリやゲームもたくさん出ているので、それも良いかもしれません。

→引用元:「音感を鍛える」ために私がやってきたこと
http://d.hatena.ne.jp/wander1985/20100525/1274794985

■「相対音感」系トレーニング

・「ドレミファソラシド」を正確に身体に叩き込む
楽器やチューナーなど、正確な音を調べることができるものを手元に置いて、ひたすら「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」と声を出す。※とにかくシビアに、少しのぶれもないように!
次に、最初の「ド」だけ確認したら、あとは感覚だけを頼りに「ドレミファソラシド」「ドシラソファミレド」を出してみる。
声の音程を確認し、ほんの少しでも音程がずれていたらなおす。
慣れてきたら、「ドレミファソラシド」にこだわらず、色々な旋律を適当に作って声に出してみましょう。
・「ドレミ唱」「移動ド唱法」「耳こぴ」
例えば、「かえるの歌」を「ドレミファミレドー…」という歌詞に置き換えて歌ってみる感じ。

■「和音感覚」系トレーニング

「分離唱」
1.楽器を使って、「ド・ミ・ソ」の和音をバランスよく鳴らす
2.よく和音を聞き、真ん中の「ミ」の音を「和音に溶け込ませるように」発声する
3.出しながら微調整して、自分の声が聞こえなくなる錯覚が起こるくらいまで溶け込ませる
4.できたら、ド・ソについても同じように出していく
5.これを色々な調・音域でやってみる


あと、暇なときに読みたいのですが、
「あなたの音感は何型か? ~『絶対音感』の誤解~」
http://takuki.com/onkanx.html
というページで、絶対音感の詳細について熱く語られていました。

調べてみると意外と知っていたつもりで勉強になることが多いです。
日々勉強ですね。

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