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【クロード・ドビュッシー】亜麻色の髪の乙女(1日1曲紹介)

<作曲家>
クロード・ドビュッシー

<作品>
亜麻色の髪の乙女(ピアノのための前奏曲 第1巻 第8曲)

<youtube> ※訂正

<コメント>
クロード・ドビュッシー(1862-1918)は、フランスの作曲家。
※詳しい人物像等は先日の記事参考

『亜麻色の髪の乙女』は、ドビュッシー作曲によるピアノのための前奏曲の中の1曲。「前奏曲集 第1巻」の第8曲目として収録されている。
この曲はフランスの詩人ルコント・ド・リールの詩「亜麻色の髪の乙女」に曲を付けたもので、ドビュッシーの恋人で人妻だったヴァニエ夫人に贈られました。

ドビュッシーの前奏曲は全24曲。
「ピアノのための前奏曲 第1巻」「ピアノのための前奏曲 第2巻」に分かれており、詳細は下記のとおり。

第一巻
第1曲 デルフィの舞姫 / 第2曲 ヴェール(帆)/ 第3曲 野を渡る風 / 第4曲 夕べの大気に漂う音と香り /
第5曲 アナカプリの丘 / 第6曲 雪の上の足跡 / 第7曲 西風の見たもの / 第8曲 亜麻色の髪の乙女 /
第9曲 とだえたセレナード / 第10曲 沈める寺 / 第11曲 パックの踊り / 第12曲 ミンストレル

第二巻
第1曲 霧 / 第2曲 枯葉 / 第3曲 ヴィーノの門 / 第4曲 妖精たちはあでやかな踊り子 /
第5曲 ヒースの荒野 / 第6曲 奇人ラヴィーヌ将軍 / 第7曲 月の光が降り注ぐテラス / 第8曲 水の精 /
第9曲 ピクウィック殿をたたえて / 第10曲 カノープ / 第11曲 交代する三度 / 第12曲 花火

なお、島谷ひとみが歌った『亜麻色の髪の乙女』が有名ですが、本作との関連性はないそうです。(wiki参考)

>>今回は記事が少なめなので余談を少し。
ドビュッシーの作品では、作曲者が必要なことはすべて楽譜に書いているため、指示のないところは原則的にテンポは一定だと考えるべきという意見があります。演奏する時は注意ですね。

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