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【クロード・ドビュッシー】Claire de Lune(1日1曲紹介)

<作曲家>
クロード・ドビュッシー<Claude Debussy>

<作品>
ベルガマスク組曲 3.月の光(Claire de Lune)

<youtube>

<コメント>
クロード・ドビュッシー(1862-1918)は、フランスの作曲家。
長音階・短音階以外の旋法と、機能和声にとらわれない自由な和声法などを用いて独自の作曲を実行し、
その伝統から外れた音階と半音階の用い方から19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲家。

人物像としては気難しい性格で、内向的かつ非社交的であり、女性関係においてのトラブルも絶えなかった。
18歳より人妻のマリーと8年間の情事のあと別れ、次に同棲を続けていたガブリエルとは自殺未遂騒動の末に破局。
その後結婚してからも不倫をしたり自殺未遂騒動があるなどトラブルが絶えなかったと言われている。(wiki参考)

「ベルガマスク組曲」は、前奏曲 (Préludes)、メヌエット (Menuet)、
月の光 (Clair de lune)、パスピエ (Passepied)があり、「月の光」が特に有名。

第3曲「月の光」は、ほとんどピアニッシモで演奏される夜想曲で、優しく切ない曲想。
中間部の優雅な旋律は教会旋法の一種ミクソリディア旋法が採用されている。
当初のタイトルは「感傷的な散歩道(Promenade sentimentale)」となっていたが、後にこのタイトルへ変えられた。

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