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「生命」とは何か【動的平衡としての生物多様性】【福岡伸一】

どうもカルアです。
皆さんは「生命」とは何かという問いに何と答えるでしょうか。
私は宇宙だと思います。

今回は福岡伸一の「動的平衡としての生物多様性」の「生物」の部分にスポットを当てた文章です。

筆者の考える「生命

まず筆者である福岡伸一さんは、どう考えたのでしょうか。筆者は生命は「動的平衡である」と答えました。

生命は絶え間なく動きながらバランスを取っており、分解と合成、接種と排出の流れの中で、常に要素を更新していると述べました。またこれにより、生命は環境に適応的で、変化に柔軟でいられるとも言っています。

そして地球も同的平衡であるとし、地球上の生命の関係性をサッカーチームに例えました。それによるとパスを出せるプレイヤーが多いほど地球環境の動的平衡は守られ、それには生物多様性と相互関係が重要であると書かれています。

疑問点

地球を動的平衡としたが、地球を生命と考えたのだろうか。
生命の関係性をサッカーチームで例えた場合、地球はフィールドであり、プレイヤーになることはできないのではないか。

私の考える生命

私は生命が動的平衡というところには同意です。それが進化という形で表れているからです。

また生命は外敵から身を守るためさまざまな機能を持っています。そしてそれにより体内環境を維持しています。そして細胞同士で物質や情報、エネルギーのやりとりをすることでも維持をしています。

このような関係は、規模は違えど地球環境に当てはめることができます。そして、星同士でもその関係は成り立ちます。

地球上の生命は地球環境の体調を整え、星は死ぬときに物質をばらまくことで宇宙全体の環境を維持する。そうすることで全体としてバランスの取れた、動的平衡が出来上がると私は感じた。

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