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地球タクシーで考えた、働くということ。

お正月3日。まず私のNOTE、3日坊主は達成したようです。
明日から仕事始めの人も多いでしょうか。我が家も今日は父・兄と新年会をして、明日からは大人は仕事、子供は学童とそれぞれの日常に戻ります。

今朝は、その仕事ということで少し考えたお話を。
元日のお昼にNHKの「地球タクシー」という番組を見ていました。

NHK「地球タクシー」

(1月8日昼までは見逃し配信もあるよう。
私の好きな番組に、同じくNHKの「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」があります。(そんなに生真面目にタイトルを振らなくても、全部ざっくり「街角ピアノ」でいいんじゃないかと思うけれど)。“ご自由に弾いてください”と置かれている街のピアノに触れ、演奏する市井の人々の人生を伝える番組。

「地球タクシー」はこのタクシー版で、語るのはドライバーの方。
だから街角ピアノはオフの時間、地球タクシーはオンの時間の「市井の人」を切り取ります。
この日のタクシーの舞台はパリ。

オリヴィエさんとモハメッドさん、二人のタクシードライバー。

最初のドライバーの方はオリヴィエさん、52歳。子供の頃はサッカー選手になりたかったけれど、肝臓の病気になって今に至るといいます。
「今は毎日満足しているよ。仕事をしている感じがしないんだ。世界で一番美しい街で働いているんだから」。
そして次のドライバーのモハメッドさんは69歳。
「人生を謳歌しなさい。でも老後のために働かなくてはいけないよ」。アリとキリギリスの話をし、「悲しい話でしょう? 僕は若い頃キリギリスみたいに歌っていたから、この年になっても働かなくてはいけないんだ」といいます。

アリとキリギリスの話。

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