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ロシアのリベラル (プーチニストとの相互依存)

Sergej Sumlenny(@sumlenny)の8/21/22のツイートの翻訳です。

ロシアの著名なリベラル派(およびプーチン反対派)は、30歳代のナチ党幹部で、公然とウクライナ人を「人間以下」と呼び、ウクライナ人の大量虐殺と捕虜の公開処刑を呼びかけた著名なナチのプロパガンディスト、ダリア・ドゥーギナの死を悼む投稿をした。

「ドゥーギンの娘の殺害は、奇怪であり、無意味であり、そして恐ろしいことだ。彼女は(ターゲットにされる)の序列で1番目でも1000番目でもない。 彼女がどんなたわごとを書こうとも、あるいは千番目でさえない。」
「正直なところ、私には理解できません。集団悪意。父のための娘 (それは)答えではない。」

西側諸国は、ロシアのリベラル派(プーチンに依存していることをよく理解している)が、このナチスのプロパガンダシステムにうまく組み込まれていることを全く無視している。これ:『エコー・モスクワ』のアレクセイ・ヴェニディクトフと一緒にいるのは、プーチンのトップ・プロパガンダ担当者、シモニャン(RT)、マリア・ザハロワ

Alexey Venidiktov
(右から) Maria Zakharova, Margarita Simonyan

あるいは、ここを見て欲しい:「モスクワのリベラル」のスター、エブゲニヤ・アルバッツとリベラルのスター・ジャーナリスト、ズィガー(クレムリンのインナーサークルについての本の著者で、西側では素晴らしい洞察として賞賛された)は、クレムリンのFIFA WMでマルガリータ・シモニャンに会って自撮りを投稿し喜んでいる。

 (右から) Margarita Simonyan, Mikhail, Yevgeniya Albats

「同じジャーナリストなんだから、違いは置いといて」みたいな、「プロ」としての発想なんでしょうか。(変な話だが、それでもそう思えないこともない)。(答えは) No。違います。これはリベラル系ジャーナリストのトップである『Novaya Gazeta』のカニギンが、ロシアのテロ組織員であるボロダイと笑顔で「勝ち誇った」ようなため息を見せているのである。

(右から2人目) Pavel Kanygin

もちろん、「リベラル」の(人脈の)輪は「クレムリン」の輪と同一ではないし、時には非常に残忍なものも含め、国家による攻撃の標的になることもある。しかし、両者のライフスタイルは喧嘩ではなく、複雑で洗練された共同生活であり、相互依存(そしてしばしば-好意)である。

Sergej Sumlenny:ドイツの政治専門家で、特にロシアと東欧の安全保障とエネルギー政策に力を入れている。2015~2021年、ドイツ・ハインリッヒ=ベール財団のウクライナ・ベラルーシ担当事務所長を務める。政治学の博士号を有する。

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