初めてセクバニコンを観たよ

そもそもV6は私の初のアイドル(言い方な)なのです、実は。原作が好きな映画の主演が岡田准一師範だった(そして私の中の原作イメージを全く崩さずにあの顔と声と動きで射抜かれた)ところから始まり、当時ティーン前半の私は大した罪悪感もなく動画サイトで歌番組とバラエティを観まくっていました。名前と声と顔が一致したよ、ぐらいからどんどん自分の歳に近いジャニーズに興味を持ち始めてしまって今に至るので、特に、なんというか、強い感情は持っていないんだと思う。嵐のお話によく出てくるし、健くんとは滝沢歌舞伎(2016の円盤)で再開するし、Snow Manからもよく話が出るなぁ、ぐらい。ベストアルバムは日本にいる家族にお願いして買ってもらいました、あれからもう5年経ったのか。おひげの岡田くん笑
私の中のV6は永遠の憧れであり、かっこいいオトナたちであり、それはきっと今ライブ映像を観ても変わらなそう。セクバニコンは、V6のファンが沼に引きずりこみたい時の宝刀だとどこかで読んだ記憶があるので、もう9年も前のバリバリアイドルV6を噛み締めたい所存です。

と前置きを書いていた4日前の自分よ。甘いぞ。み始めたのが夜遅かったのでアンコール前に一度限界が来て(ドライアイと頭痛)、そのあとはいろいろ忙しく、結局4日越しにやっと最後まで辿りつきました。
ここからは私が観ながらカタコトでメモしたものを頼りにしつつ、感想を書きます。


まず、初っ端からめちゃ客席のほう回るじゃん???私はクラシック以外のコンサート経験がそこまであるわけではないのですが、いくつかの洋楽ライブと一度だけのKポライブではこんなんじゃなかった。
ジャニーズってサイン会とか握手会みたいなイベントがないから、ファンに会えるのがライブぐらいなのかな?ファンサ云々も含め、あのクレーンみたいの乗って上の方のお客さんにも会いに行く。ガツガツ踊るの(supernova)とか世界観の演出(官尾)とかがないときはずっと手を振っている。某松潤がジャニーズのコンサートは全席値段が同じだから、そこも気にしながら演出する、とおっしゃってたのを思い出した。メインステージっていう概念が存在しないんじゃないかってぐらい圧倒的にお客さんとの距離が近い。夢の世界。

will 〜 Sexy.Honey.Bunny !
知ってる曲から始まってなんかニヤニヤした。岡田くんがなんか袖ない、スタッズついてる白い皮を着ている。カミセンが何かしら被っているスタイルなのかと思ったら剛健だけふたりでしばらくキャップしててシンメが出ちゃってた(?)。みんな生歌っぽい、そして上手い。オートチューンいらないレベルに上手い。そしてステップ軽やかすぎ。

12ヶ月 〜 Happy Happy Birthday!
セクバニからの12ヶ月はずるい。トークがカットされているのでどこに入るのかよくわからないのだけど、セトリの組み方がずるい。落差が激しくてギャップありまくりでもう何がギャップなのかわからない。アイドル100の岡田くんをこんなに観てしまって大丈夫だろうか、などという謎の感情が生まれる。
トニセンは首に布まきがちなの?後ろに映り込むモニターとそこに表示される歌詞のフォントに時代を感じてしまった。days -tears of the world- は3人の声が素晴らしくマリアージュ(言いたいだけ)するおしゃれなバラード、世界平和、好き、あれはトニセンにしか歌えない。手の振りかたがベテラン。
トランペットソロから暗い衣装で剛ラップはあかん、かっこいい。たぶんだけど歌詞が素晴らしく淫ら。電球ぶらぶらしてる演出かっこいい。靴がキラキラかっこいい。なんかギリシャ神話あたりのイケない何かが憑依してそう。
ティガがめっちゃ儚く歌っているんですけど、どない?ひろし、淡い色のジャケット似合いすぎな?舞っているお花型のアレ欲しすぎるな?日本のアイドルに桜の歌やらせたら満点正解だな?
着替えた縞々パンツの剛健を従える坂本リーダーのソロ曲は幸せの塊ですね。なんでリーダーはあんなにスマートなの?ちょいひげなのに(?)。一緒にろうそく消す演出、あれあの場でやったらどんな願いも叶いそう。

New Day 〜 WALK
縞々パンツカミセン揃った、シルエットが本当に…ダサい…なんて言えない…
岡田くんが髪の毛ちょっと直してきて片方耳にかけてきたの、最高。テトリスみたいなセットがかわいい。自然と笑顔になる。一番最初もなんだけど、あのドラキュラがお棺から蘇るみたいな登場の仕方あれなに?よくみたらトニセンがみんなでっかいネックレスしてる。V6はどのコンビネーションでも声の相性が良すぎるのでは。リーダーが岡田くんの首をグッて…三角座り健ちゃんを包み込むヒロシ…青春な剛くんとイノッチ…暗転に合わせて手を動かしたのは健くんですか?天才

only dreaming 〜 Medicine
キラキラの衣装は大好物なのですが、まさかのヒョウ柄?白いピラピラが羽みたい。細かくみたら踊り方に個性ゴリゴリ出てるのに一体感がすごいのはどういうことなんだ、絆なのか…
曲が好き。とか思っていたらバキバキレーザー来やがった油断大敵。何故か涙ぐむ Mission of Love、MedicineでほとばしるJPOP感。健くんがあざとい、岡田くんの手がちっちゃい。

ヨロコビノウタ
!!!!!!白シャツ黒ベストごついブレスレットの岡田ソロ!!!!!!胸が高鳴っちゃう!!!!!!今よりゴツゴツしてない笑 いきなり現れるシャンデリアのような照明。これ生で観たら私ご臨終していたと思う。この包み込むような歌声がききたくてききたくてもう本当にどうしていいかわからない。ヨロコビノウタとユメニアイニは当時手当たり次第に動画を探していた時にめちゃくちゃハマって延々とリピっていた記憶がある。低音の「ありがとう」に悶える私、現れるイノッチ。

遠いところまで 〜 悲しいほどにア・イ・ド・ル”~ガラスの靴~
岡田氏の「もう終わっちゃうね」に眉毛を寄せて頷く私を包み込んでくれるイノッチ(末期、私が)。裾を「めくってる」のと靴の底が緑色なのを見せてくれるイノッチ(かわいい、イノッチが)。ステージを回すんじゃなくてぐるりと立てたスタントマイクに向けて自分が回るの愛おしい。さっき涙ぐんだまま、涙が引っ込まない。
ガラスのハイヒールを持った蛍光左右非対称スニーカーの三宅健、悲しいほどにアイドルな件について。ふわっと跳ねる髪先までアイドル、目がマジ。なんか佐久間くんが惹かれる理由がわかる、さっくんと同じ世界の人な気がしないでもない。

You Know? 〜 明日の傘
なんか煽ってくるミラーボール。白衣V6?!健くんの頭コテンはあかんやつ。そして長い白ジャケットを脱いだらバッキバキのキラキラジャケット衣装だったなんかごめん好きです。マジカッケー。
布落ちてきた、クリーンなハモリからカマしてくるAir、布プロジェクションが息してる。岡田くんの歌声が好きなんだよな本当に。そしてこの曲が大好き。近未来訪れてからの(?)supernova無敵、こんなに熱のこもったsupernova初めてみた。本家の魅力。今更だけど長めの前髪が顔にかかる岡田氏好き。ひっさしぶりのフル尺へのドキドキに追い打ちをかける軽いポールダンスつらい。レーザーと火の正しい使い方はこれです。
からのGUILTYはね、物語みえちゃうね。これの剛健ラップはイケイケすぎ。岡田くんの「魔法は」「痛みになる」がキュンです。相変わらず洒落た振り付け。
逢いたくて が染みる2020年の夜だぜ全くもう。
明日の傘 の歌い出しの坂本お兄さんに合わせてペンライト振りたい人生じゃない?(ステージ回るんじゃん、イノッチなんでさっき自分で回ったんだろう笑)
ツリーの中に上がっていく6人尊い。お礼とともに下げる頭、振られる手。エンドロールがスッ…と腑に落ちるコンサートも珍しい。拍手が暖かい。

アンコールメドレー
ジャンプアップはアガる。そしてメンカラとなんの関係もない衣装は戦隊ものですか?イノッチが赤なら暑苦しいチームになりそ…なんでもないです。前髪諦めた岡田くんがなんかお客さんを煽っている。健くんはなんか頭から尻尾が生えていてズボンにリボンがついていて謎。後ろのモニターに曲名が出るの、とても親切。健くん尻尾(これは今数えたらちょうど6回メモってました)。マイクスタンドぶん回してんの危ないから気をつけてね。岡田くんの「もういっちょ!」が苦しい。健くんはよく見ると後ろにも尻尾がついていて、パンダだった。
愛なんだ からの HONEY BEAT は幸せ度が高い。「笑って 笑って 笑って」ってV6が歌うんだから全人類は笑うしかない。
兄さんたち総じてかわいい。手を繋いでお辞儀(自分から健くんの手をとらない岡田氏まじかわいい)。
セクバニで「一緒に歌いましょう」はレベルが高くないか、と思ったら「おーえおえお」からなのでそれはできる、私が会場にいたら全力でおえおえおする。シンプルにタイトル曲をアンコールで二回目歌うの良い。6人6色のセクバニ。リーダー歌うめぇ、健くんはまだ尻尾生えてる。
「One Night のつもりが…ハマる!」は私にとってのジャニーズすぎる。
「俺たちが?」「ぶい!しーっくす!」泣
健くん、尻尾とってお辞儀いしてちょこっと残って投げキスは罪深い奇跡のアイドルの鑑。

セカンドアンコール
また出てきてもらってなんか申し訳なくなっている9年後に映像を観ているだけの私。上着を脱いでいるV6。脇毛が濃いイノッチ(?)
「なんてなんて?せーの?」「もういっかい!」は会場にいるみんなが可愛すぎる。健くんのブレスレットトゲトゲしてる、この尻尾のお帽子が似合うのは世界に健くんだけ。
「さぁ声上げろ」「さぁ手を上げろ」の岡田氏愛おしい。

サードアンコール
え、まだあるの?アナウンスはいったのに??これジャニーズもしくはV6では普通なの???
まだ腕がバキバキじゃない岡田くん、タオルを投げちゃうイノッチ。
サンキューミュージック名曲。健くんしっぽ。
イノッチの「また遊びに来てね!明日からも頑張ろうぜ!また会おうぜ!」に泣いた。3回目も健くんが最後なのまじ罪、またくらう投げキス。


というわけで、私の初ジャニーズライブでした。どこが「強い感情は持っていないんだと思う」だよ自分、めちゃめちゃ岡田くん引きずってるうえに健くんに魅了されまくりじゃないか。
コロナ期間中、ジャニーズだけではなく色々なライブ映像が期間限定で公開されていて、それを観る心と時間の余裕を作れなかったのは心残りです。嵐のやつ、いつまで残るんだろう。でもまたきちんとお金を払って現場に行ける日をとてもとても心待ちにしながら、徳を積みます。
ジャニーズのライブにもいつか行けますように。

第三ロックダウン中の現地からお送りした、いかにもミーハーの戯言な書き納めでした。良いお年を。
奇跡のおじさんたちよ、永遠に。






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