世界中を旅しながら働いている伊佐知美さんとルイス前田さんのトークイベントに参加したのは、1年前のこと。

典型的な日系企業で会社員として働いている私には、「旅を仕事にする」というおふたりの生き方が衝撃だった。

「旅」と「写真」と「文章」を仕事にできたら、どんなに幸せだろう。仕事って、何かをガマンすることではないんだ。心からの「スキ」が、仕事になることもあるんだ。

そのときは半ば夢物語のようで、憧れはあるけれどどこか自分には手の届かない世界の話を聞くような気持ちでいた。

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その日から約１年。なんの実績もなく営業をかける度胸もない私にできるのは、noteの更新だけだった。それしかできないから、毎日書いた。バズるような面白いことも、尖ったことも書けないかわりに、来る日も来る日も文章を書いた。

そしたらなんと、ほんとうに、「旅して撮って書く」仕事をさせていただけることになった。

不慣れなことばかりで担当の方々にはお手間もかけてしまったのだけど、今日無事にその記事が公開になりました。

何をするにもうじうじと時間がかかってしまう私だけど、一歩踏み出せたことが嬉しい。私にとってはきっと、これからもずっと忘れない宝物のような記事になります。よかったら読んでください。

被写体としていっしょに旅してくれたれいちゃん、ありがとう！