読んだ!「宇宙飛行士野口聡一の全仕事術 『究極のテレワーク』と困難を突破するコミュニケーション力」
「テレワークのカギを握る『手順書』」
野口聡一著
「宇宙飛行士野口聡一の全仕事術 『究極のテレワーク』と困難を突破するコミュニケーション力」
世界文化社2021
(読んだ動機)
テレワークがもっと生産性よくなるためにはどのようなことが必要なのか。
テレワークがもっと広がれば、出勤できないけれど仕事はできるひとがもっと社会参画できるのでは。
(キーワード:目次より)
テレワークのカギを握る「手順書」
完璧主義の危うさ
「縮める距離」と「保つ距離」→運動と食事
「言わなくてもわかる」は通用しない
国際宇宙ステーションのリーダーとは
微妙な残業リスト「タスクリスト」
燃え尽き症候群と向き合う
真実は交渉次第で変えられる
(気づき)
テレワークのカギを握る「手順書」
そうそう、手順書なのよ。
「なんとなく周り見て覚えてね。」
これでは無理だろう。
「ねえ、なんでわからないの?」
「(聞いてないし。)」
こうなる。
「言わなくてもわかる」は通用しない
コミュニケーション能力と一言で言っても、
難しいことが書いてあり納得。
感情的にならず明確に指示を出し、
それを受け取るのは、
訓練と熟達度と資質が必要。
「キャプコム」と呼ばれる通訳訳が
一般企業にもいるわな。
あと、
よくテレワークで議論される
さぼり防止の監視システム。
宇宙ステーションも四六時中地球から
見られているらしい。
それでもそのおかげで
なにか異変があれば、すぐ対処してもらえる。
そのくらいでないと監視システムは導入無理だな。
トラック内にカメラを取り付けるかどうかの議論も同様。
「縮める距離」と「保つ距離」→運動と食事
宇宙飛行士は、余程人間ができていて
人間関係を築くのが上手いと思っていたけれど、
ちゃんとそれなりに努力をしている。
ひとりになる時間をもつことや
あいさつ程度の会話を大事にしたり
「なんだこんなことならできるよ。」
きっとそういうことが人間同士には
必要なのだろう、当たり前に。
完璧主義の危うさ
完璧主義克服のためにキーワード。
「よりよいことは善の敵」
なるほどなあ。
よりよくすることを求めると
長期戦の場合、へたるから。
ぼちぼちでいいんだに。
国際宇宙ステーションのリーダーとは
リーダーシップ。
不満を平均化すること。
不満を無くすことはできなくても、
ばらつきをなくすことはできそうだ。
あと協調型リーダーが大事。
だわな。
微妙な残業リスト「タスクリスト」
「手が空いている(気づいた)方がすればいい。」
ほど無責任な言葉はないと思っている。
鈍感な人や忙しい人の方が
雑用が減るからだ。
野口さんもいっているが、
「今日は仕事をしない日」をつくろう。
燃え尽き症候群と向き合う
そう、真面目なひとが燃え尽きてしまうのだ。
これは組織にとってとても損害だ。
そうは言っても、
もっともっとと頑張っているときって、
人の言葉が耳に入らない。
「邪魔だ。」とは思っても、
心配してくれているとは思えない。
このジレンマ。
誰の言葉になら耳を貸すのか。
何を言うかより誰が言うかだろうな。
真実は交渉次第で変えられる
真実は一つではないらしい。
そうか。
交渉か。
いいモノも置いておくだけではなく、
交渉して売りこまなければ売れないように、
交渉事で勝った議論が真実となる。
逆に、
思わぬ方向へ動いていきそうなとき、
交渉しなければならないと。
なかなか考えさせられた。
(TODO)
仕事の手順書をつくろう。
できるけど文章にできない。
しゃべれるけど文章にできない。
こういう課題を抱える会社は多い。
「交渉」して提案してみよう。
*樺澤紫苑著「読書脳」サンマーク出版2023を参考にアウトプットしてみました。
ゆりりん社会保険労務士事務所
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