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小惑星パラス

火星と木星の間には無数の小惑星があり、その数は何万個とも数百万個とも言われています。その中で、四大小惑星と呼ばれるものがあります。セレス・パラス・ジュノー・ベスタです。


これらはすべて「女性性・母性・女神性」に関連するものです。とりわけ、パラスは「男性性と女性性の調和・融合」を司り、性エネルギーと創造性、創造的知性を表します。


ユリシスの浅い経験値でしかありませんが、明らかに、パラスは「個人としても、対人・対社会においても使える才能」を示しています。特に、私たちが「太陽を輝かせて生きる時に顕れてくる才能」です。つまり、月の意識や理屈・イデオロギーを超えて「生命そのもののパワー」を発揮する時、もれなく立ち上がってくる独自の才能ーーです。



(※私のパラスは射手座の太陽とコンジャンクションしています。そのため、太陽との繋がりが濃く現れます。パラスを定義する時、その分は、差し引いて考慮する必要があるかもしれません。一解釈としてお受け取りくださいね)


射手座パラスは「部分を繋ぎ合わせて全体像をつかむ能力・直感的理解力」を表します。私は、この解釈を読んだ時、強いインスピレーションを感じました。まさに、この能力を使って生きてきた!という実感があるためです。星読みをする時も、ほぼこの力を使っています。人は誰でも「独自性と才能」を持ちますが、私の場合は、端的にこれだなと思いました。



そのような経緯があって、パラスとは太陽を補佐する具体的能力であるーーという解釈に至りました。そして、身近な人やクライアント様にもこれが当てはまっていました。


天秤座パラス・1室を持つ友人は、翻訳・通訳、裁判等のお仕事に携わり、あらゆる異なるもの同士を調停(融合)させる役割を得て、活躍しています。獅子座パラスを持つ知人は、不思議なカリスマ性があって人を惹きつけ、どうしても目立つ場所に押し上げられます。スポーツと音楽の二つの分野で、かなり高い実績と名声を得てもいます。いわゆる「不思議なスター性」のかたまりなのです。



山羊座パラス・11室を持つ夫は、構造・デザイン・組織・システムの中で、独自の力を発揮して、社会的役割を得ています。11室にあるため、適材適所に人を配置して動かす能力にも長けています。牡羊座パラス・10室を持つクライアント様は「あらゆるしがらみを吹っ切って、自分らしくあろうと奮起した時に、それまでにない境地が生まれ、芸術的創作活動を再開された」そうです。



そして、マドモアゼル愛先生は、蠍座パラス・1室です。まさに、類まれなる鋭い洞察力と人間愛という才能で、世の中に、叡智を届けておられるのでしょう。アクエリアス時代、融合と創造性のこの新しい時代に、どなた様もパラスを使わない手はありませんね☆





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