ユリシス

「水瓶座時代の歩き方」を太陽射手座的に発信しています。猫と星読みと地球が好きです。

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マガジン

  • アクエリアス時代の歩き方

  • マドモアゼル愛先生の月欠損論をベースに、進化占星術や心理占星術と併せて、(独自に勝手にw)月を解釈させていただいております。これからの時代、占星術の中でも月は益々変化していく余地があるかもしれない重要で興味深い天体です。

  • トランスサタニアン

    天王星、海王星、冥王星を主体とした記事をまとめています。

  • ホロスコープの読み方

    天体、星座、ハウスの意味やアスペクトの解釈などについてまとめています。

  • 毎月の星模様・星からのメッセージ

最近の記事

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5月の勉強会・個人鑑定・メール相談のご案内

~私がご提示できること~ 月や土星など「潜在意識にある思い込みや制限・傷」を深く読み解くことにより、クライアント様が「太陽で生きる道・魂の目的地」をお伝えします。そうすることで、大変な星の配置があっても、すべてを学びと実りに変えることができるからです。 また、クライアント様の本質的自己(魂)の願いと今世での目標と併せて、喜びと実在感に満ちた人生に向けて、星からのメッセージをお届けいたします。出生図は意識の地図=意識の癖であり、それをニュートラルに近づけるほど、自分自身が主導

    • お話会のお知らせ〜発達障害と診断されたお子様を持つお母様へ

      6月1日(土曜日)13時〜15時、ZOOMにてお話会を開催します。発達障害と診断されたお子様を持つお母様であれば、どなたでもご参加いただけます。内容は占星術の視点で見る発達障害です。 参加者様の人数にもよりますが、お子様の出生図をサンプルリーディングしながら、より良い人生の歩み方を導き出していく勉強会&お話会になります。(参加者が多い場合はサンプルリーディングは抽選方式とさせていただきます) 参加費は3000円で銀行振込・後払い制です。参加ご希望の方は以下のアドレス宛にメ

      • 太陽と月〜二つの物語

        私たちは二つの物語を同時に生きています。それは太陽と月の物語です。人は誰しも地球人生を生きることで「世界でたったひとつの神話」を作っています。太陽の物語は外に向かって創造されます。自分自身と世界がダイレクトに交わってぶつかり合い、様々な反響を生んでいく英雄物語です。 太陽(生命力・創造性)は現実世界の中で自分自身を輝かせ活かそうとします。個性と才能と魅力を世界に向けて惜しみなく表現し、最大限の存在意義と生きる喜びを生み出していきます。また、それによって実際的生業(収入や生存

        • 太陽と月、そして冥王星

          よく星座別・今年の運勢なるものを目にしますよね。あれは太陽星座だけで見ている(其々の太陽星座を1ハウスに持ってきて、主に木星以降の星との角度を見る)のであって、もちろん個々人のネイタルチャートを読んでいるわけではありません。でも、かなり核心を突いていることが多いのはちょっと不思議に感じませんか。 星座別の大まかな運勢占いが当たるのは、太陽という天体がいかに強いパワーを持ち、私たちの人生を動かしていくものであるのかの証明でもあります。太陽はその人そのものであり、表向きの顔であ

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        • アクエリアス時代の歩き方
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        • 毎月の星模様・星からのメッセージ
          6本
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        記事

          牡牛座木星・天王星合を考える

          今月、4月21日に牡牛座で木星と天王星が重なります。一般的には景気の良いアスペクトと言われますが、それについて考察してみたいと思います!この二つの天体が合となるのは13年~14年に一度です。木星は発展・拡大するエネルギー、天王星は変革するエネルギーです。それらが相乗効果となって私たちに働きかけるので、現状突破と飛躍・ブレイクスルーを起こしたい人にとっては良い機運だと思います。 ただし、いくら幸運の木星とは言え、天王星が関わる配置は万人にとっての棚から牡丹餅とはいかないーーと

          牡牛座木星・天王星合を考える

          時代が求めるもの〜やっぱり重要な太陽火星・太陽天王星のアスペクト

          今、生きている人は皆、共通の命題を持っています。占星術的にもっとも強い影響(衝動)を与えるものは(現時点では)冥王星であり、そのサインは如実に時代を表します。今、冥王星は水瓶座というサインに本格的に入っていこうとしています。 冥王星が位置するサインとは「そのテーマに取り組まなければならない」という意味であり、そして、さらに次のサインへと手を伸ばさなくてはなりません。私たちが生まれた時に冥王星が位置していたサインも同様です。私は冥王星天秤座世代です。(おおよそ1971年〜19

          時代が求めるもの〜やっぱり重要な太陽火星・太陽天王星のアスペクト

          準惑星エリス~争いを終わらせるもの

          太陽系第10番目の幻の惑星を御存じでしょうか?太陽系の惑星は冥王星で終わりというわけではありません。天文学も占星術も進化していきます。現在、太陽系の惑星として認定されているものは水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つです。これらは「クラシカル・プラネット」と定義されます。そこに「ドワーフ・プラネット(小さい惑星)」とされる5つの準惑星が加わります。 2020年の時点で、ドワーフ・プラネットに認定されているものが冥王星・ケレス・エリス・マケマケ・ハウメアの5

          準惑星エリス~争いを終わらせるもの

          欠乏はすでに持っているギフト、マジョリティはメイン課題と捉えてみる

          ホロスコープ解釈が難しいものである原因のひとつが「一部だけを見て単純に吉凶や意味を判断できない」点にあります。たとえば、ソフトアスペクトが多い方が葛藤と苦悩の少ないラッキーな人生を歩んでいくかというと、実際はその限りではありません。また、ハードアスペクトだらけでも手応えのある成功と充実感を手に入れている方もたくさんいます。 天体の品位についても同じくです。第一線で活躍されたスポーツ選手の火星を調べてみると、牡牛座や蟹座(火星のパワーが発揮しづらいと言われているサイン・デトリ

          欠乏はすでに持っているギフト、マジョリティはメイン課題と捉えてみる

          2025年の大転換にむけて2024年春分図を受け取ろう~2025年7月に大災難?本当に大事なことは何?

          昨日、2024年の春分を迎えました。新しい一年のはじまり、おめでとうございます!さて、今年の春分図を読む前に、昨年・2023年春分図からのメッセージをもう一度お伝えします。「世界でたった一人のあなたを生きてください、傷を超えて自分の信じる道を歩きだそう」ーー そんな星からの熱い語りかけがありましたが、皆様、自分自身を生きているという手応えを感じていますでしょうか?これは本当に大事なことなので、もう一度書きましたYO。すべては2023年~2025年で一続きの物語です。来年、い

          2025年の大転換にむけて2024年春分図を受け取ろう~2025年7月に大災難?本当に大事なことは何?

          月の本質を考える

          私が最も月という天体の本質を突いていると感じるのは「心理占星術の視点で捉える月・深層心理から促される本能的第一欲求としての月・母親との関係を通して認識する月」です。たとえばリズ・グリーンは次のように月を語ります。「月はへその緒の繋がりがもたらす安心感の代替物としての情動的調和や本能的親密さへの切望が最大になる場所を象徴している」ーー 私はありのままの姿でここにいてもいい、私はありのままでいても世界から愛され受け入れられているーーその本能的安心感の充足は「健やかな心身を保ち、

          月の本質を考える

          キロンの傷はどのように疼き作用してくるか

          ご自身のキロンの傷について、シェアしてくださっている貴重な記事がありますのでご紹介します。キロンの傷は生々しく、痛々しいものです。そして、それを認めた時(傷があるままでいい、そのままでいいと手放した時)、個人のトラウマの範疇やほの暗い陰鬱さを超えて、普遍的な傷へと変わります。同じ傷を持つ人の灯台・希望になれるのです。 こちらの記事を書かれた啓子さんは「1ハウス(アセンダント付近)に冥王星と天王星がある=上昇星」のですね。アセンダントに近ければ近いほど、その天体はチャート全体

          キロンの傷はどのように疼き作用してくるか

          ハウスシステム~ホールサインを使ってみよう

          ホロスコープを出す時、複数のハウスシステムが存在しているので迷われる方がおられるかもしれません。ハウスをどう分割するのかーーこれは難しい問題を内包しています。ハウスシステムは人為的に割り当てられたものですので、それぞれに一長一短があります。そもそも、黄道を基準にして空間を割り当てることは、簡単なことではありません。 日本で人気があるのはプラシーダス方式で、これは高緯度地域で生まれた人のチャートを出す際には問題点があります。(日本生まれの人の場合は大きな問題はないでしょう)そ

          ハウスシステム~ホールサインを使ってみよう

          海王星を笑う者は海王星に泣く

          いきなりではございますが、私の目に映る夫はこのように見えています。 ええ、そうです。ほぼ大友康平に見えています。吹きだしたそこのあなたぁぁぁ!一円を笑う者は一円に泣く、海王星を笑う者は海王星に泣く、のでございます。現実世界の形をそのまま認識するのは凡人のやること。顧客の視力を劇的に改善させてしまう、とある天才メガネ屋さんが「なんでもはっきり見えりゃあいいってもんじゃない」と仰ったそうですが、やっぱり天才は違うわぁぁぁ 大友康平と夫の共通点といえば、こじんまりした逆三角形の

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          土星から逃げない生き方~人生の極意

          土星は簡単には理解できない天体です。特に、心理占星術的には本当に奥が深く、自分自身の土星の全体像を捉えようとしても難解すぎて、ため息が出そうになります。心理占星術としての土星は「私たちが持っている制限の物語」であり「物語が創り出した心理的ブロック」であり、「本当は何より取り組みたいと願っている課題」でもあります。 土星の課題に取り組むことでこそ、真の自由と達成、生まれてきてよかったという満足感を得られることを、私たちは深い場所で知っているからです。土星の課題から逃げていても

          土星から逃げない生き方~人生の極意

          12ハウス太陽

          12ハウスに太陽があるーーそれだけで、とても奥が深いです。12ハウスに太陽があるゆえの生きづらさや苦しみを抱えている方に向けて、この記事を書いています。(太陽魚座さんとも共通点は多いと思います・・・) 12ハウスの太陽は大きく分けると、二通りの発露スタイルがあると言えるかもしれません。ひとつめは「人目に晒されることを好まず、アンダーグラウンドな分野で活躍し、見えないものや内的世界を探求するタイプ」です。これは教科書通りというか、わかりやすい太陽の輝き方です。 ふたつめは「

          12ハウス太陽

          トランスサタニアンは深淵な内的宇宙

          1781年、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルが天王星を発見し、国王ジョージ3世に由来した「ゲオルギウム・シドゥス」(ジョージ星の意)という名を付けました。その後も「ジョージアン・プラネット」「ハーシェル」など、天王星には多くの名前が付けられてきましたが、最終的に「ウラヌス」として認識されるに至りました。 これはギリシア神話の「天の神・ウラノス」に因んだものですが、実際のところ、慣例に従って「未使用の神話上の存在」の名が付けられたものであり、天体そのものの働きとの関わ

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