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小惑星から見えてくる分離された男性性と女性性

占星術界の重鎮・マドモアゼル愛先生が小惑星についてお話しされています。これは月理論に勝るとも劣らないデクラスだと思います!

ユリシスも、金星と火星の象意(関係性)については、どうも腑に落ちないな・・・と感じていました。愛情を司る天体は金星だけなのに(ざっくりとした解釈において)、金星の象意は、恋愛・結婚・贅沢・幸運・芸術・スポーツ・五感的悦び等に限定されています。


だからこそ、その先の「無償の愛・神的な愛・肉体的な愛を超えた世界」についてはどの天体が担っているのか?という一抹の疑問があったわけなのです。トランスサタニアンの中にそれらが含まれている可能性はあります。しかし、地上における神性の愛を司る天体がない、なんておかしいと思うのです。


火星は生物学的な「オス原理」であり、金星は「メス原理」です。火星と金星の調和・融合だけならば、肉欲的な男女の愛・わが身かわいさゆえの男女の愛ーーその向こう側へたどり着けるでしょうか?まぁ~無理でしょうwww



これまでの解釈の範囲においては、それゆえに<金星を官能的で快楽的な与えられる愛>のように捉えている占星術師さんがおられたのも無理はないでしょう。けれども、それで終わるはずがないのです。「一方的に与えられる愛」が早晩、破綻することは明らかだからです。



一般的に、私たちは、若い時分(金星期まで)においては、「異性を外見重視で選ぶ」傾向が強いですよね。しかし、経験と年齢を重ねて成熟してくると、パートナーを外見だけで選ぶ女性は圧倒的に減ってくるわけです。(ユリシスもそうですw)


外見で異性を選ぶのは動物的本能であり、オスとメスの愛(肉体的愛)に近いものだと言えるでしょう。それはそれで素晴らしいことです。しかし、それだけでは破綻します。やがて、様々な苦しみや葛藤を乗り越えて、精神的な絆を深めていく。どこか動物的で快楽的な金星の愛を超えた「さらなる愛・すべてを受け入れる愛」を育むからこそ、男女のパートナーシップは永遠化します。



その「さらなる愛」を担う天体が存在しない。いやいや、そんなおかしなことがあるでしょうか?



しかし、愛先生が解明してくださいました。その「昇華された愛」は小惑星が担っていたのです!!!なんという感動でしょう。ちゃんと、その天体はあったんです!火星と木星の間にある無数の小惑星は、元々天体(惑星)であった・・・



それはひとつの巨大な星であったのかもしれませんし、複数の星であったのかもしれません。どちらにせよ<本当の女性性・本当の母性・女神性>を司る天体があったのです。(ということは、蟹座とその反転星座・山羊座の象意も怪しくなってきます。蟹座の支配星は元々、月ではなかったのだと思います。)



それが破壊されたために、地上の男性と女性は永遠に別れてしまった。分断され傷を負った男性原理と女性原理の融合・再統合こそが、傷ついた太陽系と地球を元の姿に戻すことができる、唯一の方法です。



女性の内側には「女神性」が宿っています。守るべきもののためになら、自分を失くすことだって、簡単にできます。本当に愛するもののためになら、無限の慈愛と受容性を発揮することができます。



女性の皆様、今こそ、その力を使いましょう!
勿論、男性と女性は対等ですが、先に無償の愛を差し出すことができるのは女性原理を宿した女性の方なのだと思うのです。傷ついた男性(男性原理)を愛で癒すことができるという、魔法を持っている女性たち。



恋人やパートナー、配偶者との肉欲を超えた女神的愛を完成させることは、太陽系を癒すことです。もう男性としては夫に興味がない・・・なんて言っている場合ではないと思うのですw



本当に向き合うべき課題は目の前にあります。今、私たちの目の前の男性(夫・恋人・パートナー)こそが「宇宙」であり「ミッション」であり、愛の学びの集大成なのですから・・・



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