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善なる力と希望に満ちた冬至図






2023年12月22日、12時27分頃に冬至を迎えます。冬至図は太陽が山羊座に入った瞬間からむこう三か月の流れを示し、冬至から春分までの期間に適応されます。これは紛れもなく「希望に満ちた」配置です。太陽(国家元首・国・体制)と月(主権者・国民・民意)がタイトなトラインの調和的角度で結ばれ、アセンダント(主権者・主体者・国民)が牡羊座で、1ハウスにある月と木星が合です。



どこかで見たような配置だな・・・と思われた方がおられるかもしれません。そう、今年の春分図です。春分図もアセンダントが牡羊座で、木星が主権者である私たちの上に輝いていました。主体性と個の想いを大切に、能動的に生きる人には星の援護射撃がありますよ。どうかオンリーワンの「あなた」を生きてくださいねーーと熱いメッセージが込められていました。



残り三か月の冬至になってなお、再び、星は同じメッセージを発しているのです!他の誰でもない、あなたの人生を生きてくださいーーという時代(星々)の本気の想いを感じずにはいられません。



山羊座太陽は複数の天体と調和的角度を形成しており、海王星を除いて厳しい角度がありません。実務能力・実行力・采配力に優れ、背景に「善意の力・良いお膳立て」を持つリーダーの存在が覗えます。現時点ではそうは見えなくても(見えないことが多いですよねw)結果的に国民サイドの利益になるようなクリーンな流れが始まっているのではないかと思います。



信じられない不正が平気でまかり通ってきた「政治と金」の問題が、一気に白日の下に晒されつつありますが、これは「善なる力」により齎されている可能性が高いーーと読むことができます。派閥同士の力関係や金と権力のパワーバランスの乱れによって、一部が罰せられてきただけに過ぎない、これまでの茶番とは一線を画すもので、今回は根本的な是正が行われるかもしれないという希望に満ちています。



しかし、国のリーダーやトップ層に「迷いや幻惑」が起こりやすいかもしれません。甘い蜜をしかけてくる黒幕や一瞬の気の迷いなど、ハニートラップ的なことにはぬかりのない注意が必要でしょう。また、太陽は水星・火星と共に9ハウスにあり、公平でクリーンな未来、正しい倫理性、法的問題の改正、宗教分野の改革、高い精神性を基盤とした社会の実現などを目指して進んでいる可能性があります。(そうであれば本当にうれしいことです)




そして、この太陽は5ハウス的な事柄にも関わりますので、少子化問題や子どもたちにとってより良い制度の実現、シングルマザー支援、出産育児支援、若者支援などに繋がっていく可能性もあります。また、(裏で情勢を動かしている)真のリーダーはピュアで若々しい子ども心を隠し持った人物であるのかもしれません。



さて、我々国民を示す牡牛座月は1ハウスにあり、4ハウスとも関連しています。牡牛座の月は品位が高いエグザルテーションにあたり、物質面で満たされることや金銭的支援が見込めます。1ハウスにあることから、状況がどうあれ、常に内的豊かさを見出していくことが大切になります。私たちそのものが豊かで美しい存在になることです。そうすれば物質的満足と精神的安定は後から付いてくるでしょう。内的満足感と家庭、目の前の足元を大切にすることですね。



月も複数の天体とおおむね調和的な角度であり、唯一、冥王星とはスクエアです。現実感覚と堅実さを保ちながらも、大らかで大局的視点を忘れないこと。そして、頑固で気難しい態度は避けましょう。一時的な感情で暴走しないことも意外と重要なポイントとなりそうです。現状をありのまま粛々と受け入れて、感謝と喜びの中で毎日を過ごすと良いでしょう。(今回の冬至図においては風のエレメントが欠けていますので、論理性・客観性・冷静さを忘れると、思わぬ落とし穴があるかもしれません)



そして、注目したいのはチャートルーラーである9ハウス・射手座火星です。この火星は解釈が難しく、月とはアスペクトしていませんが、アセンダントとトラインです。アセンダントは主権者である我々を示しますので、私たち一人一人が明確な目的や理想を持って、堂々と行動していくと星の力と共鳴できるでしょう。



社会全体が良くなるように、あるいは、社会に還元できるようなクオリティのものを表現していくこと。個人的利益や自己完結の範疇で終わらせない、ということです。巨悪を倒す小さないいねーーというハッシュタグがありますが、そんなイメージかもしれません。



また、この火星は具体性に欠けた「ただの勢い」だけでは大きなパワーとはならないでしょう。高度な専門性を伴う知識、その分野の専門家、何らかのプロフェッショナルである人たちのそれぞれの力が合算されて、社会全体を変えていくーーと読めます。



語学なら語学、占星術なら占星術、物理学なら物理学、経済学なら経済学、職人なら職人、主婦なら主婦ーー経験の中で培われてきた知恵とスキル、現場の生々しさが等しく価値を持ち、大きな力となるということです。餅は餅屋。目指すべきはジェネラリストよりも一億総スペシャリストです。(主婦だって家事のプロになれます。育児や主婦のプロにもなれるのです。姿勢の問題です)



太陽から火星を鑑みると、1ハウスと8ハウスのマターが隠れている、あるいは、そこに関連していくと読むことができます。政教分離の原則が正常化されて大々的に宗教組織の解体が起こるのか、あるいは、私たちの生きる権利、個々の命の尊厳性やジェンダー問題、クオリティオブライフなどのテーマにおける法改正や変革への動きが高まるかもしれません。また、ワクチン問題をはじめとする医療利権においても進展(法的制裁等)があり、さらに一歩踏み込んだ形で真実が暴かれていく可能性もあります。



キーとなる火星はちょっとした放浪者・ジプシーのような様相で、どのような出方をするのか未知数です。世界の情勢ができるだけ平和的な方法で結実するように、私たちにできることはたくさんあります。それは本当の自分を生きることであり、ひとりひとりの実在と真実(魂・太陽・願い)を行動に移すことです。



また、金星の状況を見てみると、広く浅くの人間関係も良いですが、狭く深い特別な関係性を築いていく方が、結果的に実になるでしょう。真に共鳴できる相手というのはそんなに多くはないはずですから。また、個人の楽しみごととしての美的分野、芸術的分野、嗜好分野などは自由に拡大しそうです。無限のイマジネーション世界を思う存分、楽しんでください。




人生はまるごと楽しむもの!!!楽しんではいけないという制限や破壊的自己否定(獅子座ブラックムーンリリス)を外すことで射手座火星と共鳴できます。さらに、牡羊座ドラゴンヘッド(目標を明確に意図して定める)を加えることで、火のグランドトライン(溢れる生命力・突破力・情熱・高い精神性)を発動させることもできますよ。ピュアなこども心、何でも楽しんじゃう姿勢、無条件に命を肯定する視点が、この冬至図の隠れたスパイスです。




むこう三か月、相変わらず魚座海王星の幻惑的力は強いですが、その分、12ハウス・魚座土星を使いましょう。土星を頂点とした太陽・月の小三角形があります。幻想から目覚めること、はっきりと現実を見定めること。情勢的にも、物質性(金銭面)の再分配と政治面の透明性が高まりそうで、国民にとって素晴らしい配置と思われます。現実視点に基づく慈悲と友愛が拡がり、世界が平和になりますことを・・・




では、皆さま、実り多きステキな三か月をお過ごしくださいね。





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