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サステナブルグルメ!『柿の皮大福』

今、茅ヶ崎では、「お庭になっている果物」
の有効利用が注目されています。

東北出身のある青年が、
湘南に引っ越してきて、思ったそうです。

湘南の家の庭には、たくさんみかんがなっている。
でも、収穫されずに、落ちて地面で腐ってしまっている。
どうして食べないんだろう?
もったいないなぁと。

そうなんです。こんな風景は、
湘南では良くある風景なのです。
地元の人は当たり前すぎて気が付きません。

温暖な庭に、たわわに実った果物たち。
みかん、ゆず、柿、キウイ、キンカンなど、
その家の人の口には入らず、野生の鳥が食べていたり、
傷んでボットリと落ちていることが良くあるのです。

収穫されない理由は、
お年寄りだと木の高い所に手が届かないから?
おいしくないから?
家族が好きじゃないから?
食べ切れないから?

実はまだ調査中で、ちゃんとした理由はわかっていません。

理由どんなことであろうとも、
余っている資源を有効に使おう!
地域の絆を取り戻そう!
おいしいって素敵なことだよね!
などなど、心優しい人たちが
茅ヶ崎のコワーキングスペース「チガラボ」に
集まってきました。

これが「湘南のきさきフルーツプロジェクト」です。
※公益財団法人トヨタ財団2023年度 国内助成プログラム
(テーマ:新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進)

詳しくは下の記事をご覧くださいね。

そして、私も茅ヶ崎の料理家として、
私もこちらのプロジェクトに関わらせて頂くことにしました。

そ早速作ってみたのが、このタイトルにある
「柿の皮」を大福の餅に練り込んだ、
『柿の皮大福』です。

オレンジ色がきれいでしょ?

柿の皮は、乾燥させると味が凝縮して、
ものすごく甘くなります。
びっくりする位美味しいんです!
皮だけでもドライフルーツとして、
食べられそうなくらいです。


だから、大福のお餅には、
もち米と柿の皮しか使っていません。

もち米に粉砕した柿の皮パウダーを入れて炊きます。

うちはお餅つきマシーンがないので、
ジップロックに炊きあがったもち米を入れ、
原始的にすりこぎで潰しました。

棒の先でたたくと、袋に穴が開いてしまうので、
めん棒の側面でたたくか、優しく先で押し付けて下さいね。

くっつかないように、餅とり粉として片栗粉を軽くまぶしておきます。
缶詰のあんこが緩かったので、お団子状にできる位に練り上げて、
お餅でくるみます。

ラップの上で作業すると楽ですよ!
はい!柿の皮大福のできあがり~!!

良かったら作ってみて下さいね!
「のきさきフルーツプロジェクト」も応援よろしくお願いします!!

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毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。