簡単だけど、ちょっとめんどくさい。でもこれをすると、やらないよりも10倍美味しくお肉が食べられます。ずいぶん昔に「こんなに違うのか！？」と私が衝撃を受けたので、1度はどうしても試して欲しい調理方法があります。

その方法とは、「お肉に片栗粉をまぶしてから味をつける」こと。

これは酢豚やエビチリ、時には豚の生姜焼きで使われる調理法ですが、片栗粉をまぶさなくても、お料理は出来上がるので、家庭ではつい手間を省いてしまいたくなるかもしれません。

いつもは簡単なお料理を中心にご紹介していますが、今日は、このひと手間を加えるだけで、お肉が柔らかく、ジューシーで「お店のような味」になるので、あえて書くことにしました。

【作り方】
①豚の薄切り肉に片栗粉を薄くまんべんなくつける。

②フライパンにたれを合わせ沸騰させ、①を一枚ずつ入れて軽く煮る。お肉の色のピンク色の部分がなくなればOKです。

【たれの目安】（薄切り肉10枚分位）
酒　大さじ１
みりん　大さじ１
砂糖　大さじ１
醤油　大さじ２
水　　大さじ５

※調味料の分量は、お肉の大きさやつける片栗粉の量などによって変わりますので、たれの分量は加減してください。割合も、甘め、しょうゆ味が好きなど、ご自分が「おいしい」と感じる味に調整してください。

※本当に面倒で仕方ない場合は、麺つゆを薄めて使ってもOKです。

③どんぶりにご飯とせんキャベツを盛り、②を乗せる。

炭水化物を控えたい方は、キャベツたっぷりでもとても美味しいです！
お肉が本当に柔らかく、ジューシーで、たれが絡んで、ただ焼くよりも10倍美味しく食べられると思います。

ちょっと面倒ですが、「こんなに美味しくなるのなら、またやろうかな？」って思ってもらえるのでは？と思います。