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1年後の今、思うこと、できること。

西日本豪雨から1年。

今の自分をみつめて、深呼吸して振り返る。


みんなそれぞれの立場があって、経験があって、環境があって。
だから何とも比べることはできなくて。

その人の痛みを知りたいと心底願っても、
それはどうやったってわからない。

でも、だからこそ、今ここにいる自分ができることってなんだろう、と。


そんな事をよく考えた1年だった。


一年経った今。
頭に浮かぶお顔と、言葉がある。


初めての災害ボランティアを経験して、毎日違うたくさんの方々に会った。

その中で出会ったその人は
数年前の災害でご実家が流されてしまった。

大切なご両親とともに。


そんなご経験をされている方が
西日本豪雨災害の時、毎日お仕事の調整をつけては
友人宅やいろんな場所へと災害ボランティア活動をされていた。

どんな思いなんだろう。
と計り知れない痛みを想像していたら、その方がおっしゃった。


「でも、近くに住んでても、関心のない人が多い気がします。」


私の頭にある言葉では表現できないような
あの時のお顔。声。

私は何も言えなかった。



災害が起きて、出会った方々は本当に素敵なひとばかりだった。

なぜそんなにも無心に誰かの為に動けるの?

ってびっくりするくらい、素晴らしい人たちがたくさんいた。

「困った時はお互いさまだからね」

そんなふうに一息ついて汗をぬぐいながら見せてくださった笑顔。

そんなひとが、とてもたくさんいた。


あれから1年。
今の私にできることは "ボラ写" を通じて
災害に対する関心を高める為の、この活動。

あの素敵な笑顔を下さった方々の姿を通じて
誰かの、何かのきっかけになったら。

その思いを胸に
まずは夏のボラ写展をがんばろう。


自分にできること、
自分にしかできないことと考えて、
無理せず生きていこう。


過去も未来もない "今” を、一所懸命に生きよう。


深呼吸して考えたら
そんな事を今一度思いました。


西日本豪雨災害から1年。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、
1日も早い復旧・復興を心より願っております。


サポート、心より感謝します。 頂いたサポートを糧にがんばります!