ANA、5000億円規模の資本調達要請―国内線、来月45%減便に拡大。

【9月は、45%減便する。】
 全日本空輸(ANA)は13日、9月1~30日の国内線運航計画を発表した。新型コロナウイルスの感染再拡大で予約が伸び悩んでいることを受け計画比で約45%の便を減便する。減便率は8月の25%から20ポイント上昇する。航空各社は8月、夏休みや政府の旅行需要喚起策「Go To キャンペーン」に合わせて減便を減らしたが、9月は一転して拡大の動きが目立つ。


  主要路線では羽田―札幌が計画の1日16往復から1日10~11・5往復に、羽田―福岡が計画の1日18往復から1日13~14往復に減る。
 ANAは新型コロナの感染が拡大する前の1月に発表した事業計画で、9月は2万3240便の運航を予定していた。ANAによると、9月後半の4連休の予約数は前年比5割程度にとどまる。
 航空各社では同じく9月は8月に比べ減便幅を広げる動きが目立っており日本航空(JAL)も9月1日から10日の国内線の減便率を34%と、8月7日から31日までの28%から拡大させている。

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