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『私が過食症になった経緯』〜心の空腹〜

過食症を自覚したのは、大学1年の2月。

引き金となったのは、彼氏と別れたことでした。初めての失恋にたしかにショックだったけど、別れた方はいたって穏便でした(笑)

でもこの失恋をきっかけに、今まで張り詰めていたものが、プツンと切れた。
ちょっとづつ、ちょっとづつ、私の中の今まで我慢してきたものが、溢れ出してきた。


過食になる原因は、ほんとうに人さまざまで、「これ!」と1つ断定するのが難しいと思います。


私の場合も、最初は「絶対失恋のせいだ!」って思っていたけど、「過食する自分」とよく向き合ってみると、ほんとうに色々な些細な原因が絡み合っていることに気付きました。


《私の場合の過食の原因》
・他人と比べる癖があり、自己肯定感が低かった
・長女だからと無意識のうちにいつも我慢していた
・完璧主義者で自分に厳しくしすぎていた
・彼氏のためにも「可愛くなりたい」と厳しい食事制限をしていた
・自分の体が嫌いだった


加えて、性格も関係していると思います。

・甘えたり、人に頼るのが苦手で、一人でこなしてしまう
・自分の感情を表に出すことができない
・ついつい頑張りすぎてしまう
・周りの目線や評価が気になる


頑張り”過ぎ’’、無理し’’過ぎ’’、色んなことを溜め込み”過ぎ”て、我慢し”過ぎ”てきたから、心がすり減ってすり減って、
そうしてそんな心の《不足感》や《傷》を埋めるようにして、きっと過食してしまうんだと思います。

心が空腹状態だったんです。

だから心の空腹を埋めるために、「食べる」という行為が手っ取り早いんです。


過食症になってしまったことは辛くて苦しいことだけれど、それをきっかけに私は、今まで見ようともしてこなかった心の奥底で、ずっと我慢していた気持ちや本音に気付けて、自分を知ることができ、向き合うことができるようになりました。

だから上手にこれからも過食症と自分と向き合っていきたいです。


そして、このnoteに少しづつ、過食症発症時から、過食をコントロールできるようになった現在までを記していこうと思います。

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