何のひねりも無いタイトル。「買ってよかった」
変にひねってもだいたい上手く行くことはないので、直球のタイトルをつけた。

以前にも少々触れた記憶もあるが、一体何の話で触れたのか忘れてしまったので新たに書き起こすことにした。

Pilotのボールペン「クーペ」

たぶんこの「クーペ」という商品だけではなく、"アクロインキ" を使っている商品。アクロインキシリーズというものがあるので、その商品は同じような感想を持つのではないかな、と思う。

油性ボールペンなのに

かすれ、文字が途切れる。
どうも油性インクというやつは粘度が高いらしく、インクが途切れる。それがアクロインキでは非常に起こりにくい。素直に驚いた。

自分が持っていた油性ボールペンのイメージが全く変わってしまった。

ジャーナリングを行うと、かなり紙を消費してしまう。
だから安くて枚数の多いノートを買って使うのだが、やはりというか、紙質が悪い。

良い紙はインクの乗りもいい。ペン先も流れるように滑らかだ。
安いボールペンだろうが引っ掛からずにスラスラ書ける。裏写りもし難く、滲むようなこともない。さすが良質な紙は違う。

・・まぁ当然ながら相応の価値があるから高値である。
乱筆で迷いなく、思いついた言葉をズラズラと並べて書くには、余りに勿体無い。が、文章を整理しつつ考え、言葉を選び、誤字を確認しながらやっていたのでは、全くジャーナリングにならない。

そこで偶々出会ったのがアクロインキを使ったボールペンだった。
実に捗る。ストレスを感じさせない。
何だか自分が書くことに対して上手くなったような錯覚さえ感じさせてくれる。

最初はホームセンターに売ってあった多機能型のボールペンを使っていたが、ちょっと良いボールペンが欲しくなってきた。

だがいきなり高級なボールペンを買うような思い切りはつかず、入門用としてお手頃価格のクーペという商品に行き着いた次第。

なんとも言えない絶妙で程よい重み。
耐久性は今のとこと未知数だが、そう簡単に壊れそうな感触は伝わってこない。

何よりも書くことが "少し楽しくなる" ということ。
これは一番買ってよかったと思えるポイントではないだろうか。

#買ってよかったもの