生活保護について

「生活保護」という制度は、国が決めたものであり「健康で文化的な最低限度の生活」を保障するとしたものです。
恐らく、皆様は「生保は不労所得だからいいじゃん」「生保で贅沢するな」などと、あまり良いイメージがない方も多いのではないですかね。
僕は生保を受けるのは最初から嫌がってました。
「通院に行くだけでも逐一連絡をしないといけない」という一手間があまりにも面倒すぎて、「生保受けるくらいなら夜職で働こうか」と考えた時もありました。
本当に生保だけは受けたくないと思っていました。
でも、貯金も底をつきそうになり、障害年金だけでは生活できない現実に追い込まれ、渋々役所に行き申請しました。
すぐに受理され家庭訪問が終わり生保受給が決定しました。
正直嬉しい気持ちはありませんでした。
生保受給と同時に告げられたのが「あなたの部屋は家賃上限超えてるから引っ越して」という転居指導でした。
これが、かなり長い道のりでした。
不動産に物件の内見をしたいと言っても「精神的な病気による生保受給だと厳しいですね」と断られました。
当時彼氏だった旦那が「引っ越すなら2人で住める家にしたい」という提案をしました。
生保を受給している2人がルームシェアをするという話ではどこの不動産も許可してくれませんでした。
それならば「養子縁組をしよう(つまり、家族になろう)」ということで、養子縁組に必要なものを集めるのですが、とてもトントン拍子で進むものではありませんでした。
保証人が2人必要で、またその2人の本籍地まで書いてもらわないといけませんので、その保証人探しから始まりました。
時間はかかりましたが、何とか準備が揃い、役所へ提出し無事に受理されました。
寄り道をしましたが、これでやっと「家族」という形で物件探しをすることが可能になりました。
そしてCWに家族になったことを報告し、後は旦那が引っ越すだけという状態になりました。
そこでCWと相談してこれからの段取りを考え、まずは僕が借りてる賃貸に2人で住むことは可能かということを管理会社に聞いてみるということをしてみましょうという話になり、オーナーさん含めて交渉してみました。
結果、まさかの「承諾」ということになり、俺の生保に旦那が員追加ということで準備が始まりました。
まず、旦那が物件を解約し、引越し業社を決め、住んでいた物件を解約しました。そして、旦那が俺の市民として転居手続きをし、無事二人暮らしの員追加することができました。

でも、生活保護で居続けるつもりもないので早く生保を停止できるようにしたいですね。


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