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私の自転車史

こんにちは。サイクルロードレース観戦歴6か月🔰のアラサーOLゆるりです。
前回と前々回の記事を読んでくださった方々、ありがとうございました。観戦ビギナーですが、これからもレースの感想などを残していこうと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今回は自己紹介代わりに私の自転車史を綴ってみようと思います。もしご興味がありましたら読んでいただけると嬉しいです😊

はじめに

まずは、簡単なプロフィールです。

カラパス以外にも好きな選手はたくさんいます。最近気になっている選手は、フィリッポ・ガンナとダニエル・マルティネスです。イネオスの選手ばかりですが、イネオスのファンかと問われるとそういうわけではなく、今のところフラットにレース観戦を楽しんでいます。

では、本題の私の自転車史についてお話していきます。

初めてのサイクリングをする(小学校時代)

「自転車って楽しい!」と初めて思ったのは小学生の頃でした。休日のある日、父が突然「自転車で有名なお寺に行ってみよう!」と言い始めました。父はサイクリストだった訳ではありません。ママチャリすらほとんど乗らない人間でした。

父がなぜそんなことを言い出したのかは未だに謎ですが、家族4人(父母弟私)で実家から10kmほど離れている有名なお寺を自転車で目指すことになったのです。これが、私にとっての初めてのサイクリングでした。

実家の近くにはサイクリングロードがあり、そのルートを使って目的地を目指しました。真っ直ぐな走りやすい道、どんどん変わる景色、川沿いの気持ちいい風・・・どれをとっても小学生の私には新鮮に感じられたのを覚えています。

無事目的地のお寺に着いて、お参りをして、参道で食べ歩きをしました。

そして帰路。行きの疲れがどっと出て、家族全員ヘロヘロの状態で家まで漕ぎました。ただ、みんなで「キツいね〜」と言いながら漕ぐのもなぜだか楽しくて(笑)家族での幸せな思い出として、私の記憶に刻まれています。

小学生の私にとって20kmはとても長い距離で、完走後に達成感が得られたのを覚えています。そして、「自転車ってこんなに遠くまで来れちゃうんだ〜!」とときめきも感じたのでした。

サイクリングへの憧れを抱く(中学・高校時代)

小学生で素敵なサイクリングを体験したものの、中高生時代はあまり自転車とは縁のない生活を送っていました。

本格的に大学受験を意識し始めた高2の終わり頃から、志望校や専攻はもちろん、大学でどんなサークルに入りたいか、どんなことをやってみたいかなどを考えるようになりました。色々と考えてみた結果、次の3つの願望を叶えられるサークルに入りたいと思いました。

•(中高で打ち込んだ吹奏楽ではなく、)新しいことに挑戦したい
•健康のためにも、運動を始めたい(でも、運動神経が悪く、球技などをやる自信はない)
•知らない場所に行くのが好きだから、色んなところに行ってみたい

これらの願望を叶えられるモノ…「そうだ、サイクリングだ!!」とひらめいたのです。過去の楽しいサイクリングの記憶も手伝って、サイクリングへの憧れを抱くようになりました。

サイクリングサークルで活動する(大学時代)

大学入学後、サイクリングサークルに入部し、念願のサイクルライフをスタートさせました。

新歓期間のうちは「走りやすい道でゆっくりサイクリング♪」といった緩いテイストで楽しかったのですが、本格的に活動が始まると私のサイクルライフに暗雲が立ち込めます。

私は初めてのヒルクライムで、絶望的に峠が登れなかったのです。「こんなに軽いチャリだもん、坂道もすいすいだよね〜」とヒルクライムを舐めてた私は、あまりのキツさに「入るサークルを間違えた…私無理かも…」と思いました。

ただ、兼サーをしていなかった私は、「ここで辞めたらせっかくの大学生活で思い出作りができなくなってしまう」と踏みとどまり、しばらく続けてみることにしました。

大学1年の頃は「峠まじむり…」とヒルクライムの前日に毎度頭を抱えており、「好きでやってるのになんでこんな思いをしてるんだろう」と思うこともありました。

ただ、続けていくうちに「登ったあとの下りが気持ちよくて、下り終えた時には登りのキツさは忘れている」という脳内のバグが発生するようになり、あまり抵抗なくヒルクライムに臨めるようになりました(毎度峠に差し掛かると、「何で私はまた登っているんだ・・・」と自分に呆れていましたが(笑))。

苦手なヒルクライムに耐えつつも、4年間で計1万㎞程度のサイクリングを堪能しました。日本からフランスくらいまで行ったことになりますね(笑)

サイクリングを始めたおかげで、行ったことない場所にたくさん行けたし、運動への苦手意識も少しだけ減りました。また、美味しい食べ物、綺麗な景色、サークルの仲間にも出会えました。大学でサイクリングをやって、心からよかったなと思っています。

レース観戦の楽しさに目覚める(現在)

大学を卒業して就職すると、これまでのように頻繁に自転車に乗ることもなくなりました。

社会人になって漕いだ場所は、多摩川サイクリングロード、湘南、りんりんロード。片手で数えられる程しかありません。

「自転車はたま〜に乗るくらいでいいや」と思っていた社会人4年目の夏、自転車の魅力を再発見するきっかけがありました。それが、「東京五輪のロード」でした。

これまで、自分自身が自転車に乗っていながらも、レースを観たことがありませんでした。偶然観た東京五輪のロードがあまりにも面白く、サイクルロードレース観戦という領域に足を踏み入れてしまったのです。(サイクルロードレース観戦を始めたきっかけの詳細は、こちらの記事で綴っています。)

今ではサイクルロードレースの虜になり、「将来、生でツールドフランスを観る」という夢もできました。また、今までとは違う角度から自転車に興味を持ったことで、さらに自転車を好きになりました。

おわりに

今回は、自己紹介代わりに私の自転車史を綴ってみました。こうして振り返ってみると自分と自転車の関わりを見つめ直すことができ、楽しかったです。何か特殊な経歴を持っているかというとそうではありませんが、自転車と縁のある人生だなとは思っています。

自転車との関わり方は、人生のフェーズによって変わっていくものだと思います。時には、自転車との関わりが薄くなるかもしれませんが、自転車が私の人生にとって大切であることには変わりありません。「これからの人生、私はどんな形で自転車を楽しんでいくのだろう?」と自分でもワクワクしています。

人それぞれ、自転車に興味を持ったきっかけや自転車の思い出がありますよね。沢山の方の自転車史を知りたいので、ぜひコメント欄やTwitterで教えていただけるとありがたいです!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう〜!

2021/12/22 ゆるり


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