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「さ」サイコロ・散々:俳句幼稚園

サイコロを振れば広がる枯野かな
→サイコロを振りて歩める枯野かな
散々な一日のあり湯冷めまで
→散々な一日終へて湯冷めかな

さいころをふればひろがるかれのかな
さんざんないちにちのありゆざめまで

さ、「さわやか」「さよなら」「さんざめく」「さいしょ」「さいご」魅力的な語句がある。
1句目、詠んだ後で、吉田拓郎の落陽を思い出す。自分はとてもそんなチャレンジャーではないけれど、人生って大なり小なり博打とかくじ引きの要素がある。
2句目、そういう日もある。お風呂に入っても温まり方が中途半端で夜更かししたりすると身体が冷えちゃったりして、でも頭が疲れすぎた日にはそれ以上何も考えられずに冷え冷えしたまま布団に潜り込んだり・・・・。
そういう日もあるけれど、そんな日ばかりでもなくて。


*拙俳句にコメントいただきありがとうございます。週末お返しコメントいたします。

追記:推敲してみました。橘鶫さんの推敲句を頂きました。「散文的」「俳句的」課題は常にあって、でもそこに向き合っていくことが上達への道。