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型・その2 ⑦~⑨:俳句幼稚園

よくできた噂話や木の芽時
寛解の知らせ届くや春兆す
止められぬ涙の熱や桜貝

しばらくぶりで、忘れてたのではないけれど疎かになっていた。これから集中して型の練習を再開しようと思う。
型・その2 復習から 中七を「や」で切る下五で季語。上五中七で1フレーズ。二物衝突。

1句目:噂なので真偽は不明。でも作話ぽい、当事者はそんなことないけどって思ったりする。春先は精神が乱れやすい時期だったりもする。
2句目:実景。友人からの1本のライン。安堵して涙が出た。
3句目:型の練習のため作った。自分では「悔し涙」を想定。「遅い春」「春疾風」などの季語を考えたけれど、二物衝撃なので優しい雰囲気の桜貝にしてみた。

途中で失速したけれど、少しずつ取り戻してゆくつもり。次回は型その2の応用型。しばらくは記事1本に型1つ、複数の句を詠んでいく。