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「ひ」柊の花・一言:俳句幼稚園

柊の花知らぬ間に宵闇へ
一言の胸に刺さるや冬薔薇

ひいらぎのはなしらぬまによいやみへ
ひとことのむねにささるやふゆそうび

1句目、柊、綺麗な言葉だと思う。そういえば、昔大好きで聞いてた曲があった。近所で柊は見かけたことないけれど、あるかもしれない。クリスマスリースとか、節分の飾りに使われてる。葉は尖って鋭い。季語歳では「柊の花」「柊挿す」が季語として出ている。
2句目、言葉・コミュニケーションは自分にとっての課題だったり、関心のあるテーマだったりする。季語近すぎな感じはするけど。
きれいな言葉にも、何気ない一言にも、棘が仕込まれてたりする。放つ側、受け取る側、双方向に怖い部分がある。言葉は慎重に使わなくちゃって日々感じる。
受け取る側になったら、深く受け止めること、聞き流すことのバランスを考えることが大事。
傷はついた側は、当然に痛いけれど、つけてしまったことに気づくと傷つけた側も同じように、あるいはそれ以上に心が痛む。
だけど、コミュニケーションの大半は言葉だから、使わないでいることはできない。