見出し画像

「ま」待ち人・まん丸:俳句幼稚園

待ち人の足音聞こゆクリスマス
まん丸な目鼻つけられ雪だるま

まちびとのあしおときこゆくりすます
まんまるなめはなつけられゆきだるま

1句目、そのまんま。今、手軽に連絡取り合えるから待ち合わせにストレスなど感じることはない。それでも、直接会おうよって約束して、そろそろ来るかな~なんて待ってる時間も楽しい。クリスマスのイベントの直接的な意味もあるし、そんな至福の時間が贈り物、みたいな感じ方も素敵かなって思って詠んだ。
2句目、まん丸な目鼻の雪だるまは、とても可愛い。ホッコリの象徴みたいな、だけど、実は雪だるまだって切れ長の目がほしいとか、スッキリした鼻筋のほうが良かったなどと、思うかもしれない。寒空で立ちっぱなしは辛いよ~とか、いつも笑ってるお人好しじゃねえぞ、とか・・・・捻くれてるけれど、妄想は楽しい。