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「れ」レ点・霊魂:俳句幼稚園

レ点から読み解く想ひ春近し
霊魂の何処漂ふ冬霞

れてんからよみとくおもひはるちかし
れいこんのいずこただよふふゆがすみ

1句目、情報収集・共有のツールや書類を作ったり、やり取りすることがある。多くは状態が箇条書きしてあって、該当するものにレ点を入れる。
医療機関からの情報提供書もそういう形式になっているのだけれど、書面をざっと見ただけでは正確な状態が把握できなかったりする。それでも、利用者さんの想いをできるだけ汲み取って無機的な記載の中からも、その方らしい利用者像を描けたら良いな~って感じ。
実際の支援の場では、面談して聞き取りをするので、書面の情報は参考程度なのだけれど。無機的な記載の中にも、愛を感じたり感じなかったりするのが不思議。
2句目、最初に考えたのは、「霊感は無くて良かった」の12文字。スピリチュアル系は好きだし、霊的なものは信じてるけれど、見えるようにはなりたくない。人の魂、いつかは生まれ変わるかもしれないし、永遠に眠り続けるかもしれない。中には異次元の世界を彷徨う人もいるかも。そんな妄想。