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季語・若鮎:俳句幼稚園

若鮎の旅はいつまで続くやら
若鮎やファイト!の歌のそのまんま
若鮎のチャレンジそしてもう一度
若鮎を叱咤激励ながれみづ

わかあゆのたびはいつまでつづくやら
わかあゆやふぁいとのうたのそのまんま
わかあゆのちゃれんじそしてもういちど
わかあゆをしったげきれいながれみづ

若鮎は下流で産まれ寒い時期を海で過ごし、その後川を遡上して行き着いたところで産卵して一生を終える。最盛期は上りっぱなしなのだろうか?
近隣のきれいな川には鮎がいる。釣り人のため、キャンプ場でつかみ取りのために、養殖したり養殖の鮎の稚魚を放流したり。
天然の鮎が、近くにいるのかいないのかわからないけれど、海のない山間の川まで上ってくるのは、鮎にとって大冒険なのだろう。若々しく遡上する姿を讃える視点もあるけれど、自然の厳しさも伺える季語かな~って思う。

中島みゆきの曲は、サビがとても力強いけれど、とても切なくなる。安易に感動したとか頑張ろうとか応援してるよ、みたいには言えない。それでも人は生きてくしかない、すごくすごく深いところでの励ましの歌。

ここから追記
紫乃先生や他の皆さんの句を拝見して、でも「若鮎」だもの、俳句としては若々しさを詠むことの方が正解なんだろうな~って思って、漲る若さを素直に詠むことにも挑戦してみた。
若いって良いことだけど、ほろ苦さがあって辛いこともあって、何だか自分捻くれてる。