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ネイタル・土星のアスペクト~ホロスコープ覚書き~


今まで、太陽・月・水星・金星・火星・木星のアスペクト見てきて、気が滅入ったりしたけれどスクエアとかオポジションその他、ハードアスペクトも悪いばかりでもなく、自分を向上させるありがたいお印なんだと思うようになって、今回は土星。
土星は「先生」などと呼ばれる。2ハウス水瓶座にある。およそ30年でホロスコープを一周する。
今頃知ったのだけれど、昨年から今年の春頃、土星回帰を迎えていた。社会はコロナ感染で揺れ動いたけれど、自分は特に波乱もなく穏やかに過ごしたように思う。知らないってそういうことなのだろう。
振り返れば、最初の土星回帰の時期は結婚した頃に重なる。波乱含みではあったけれど、あの決断は正しかったんだと思えるし、自分で考え自分で作っていく人生がそこから始まったように感じる。

土星のアスペクトは 月とオポジション 火星とオポジション 広めのオーブで天王星とオポジション 海王星・水星とスクエア パートオブフォーチュンとトライン、ほとんどがオーブ広めでギリギリな感じだけれど。

月・火星・天王星は4°の中に3つ入っているので、ほぼ同じアスペクトを作る。総合的に一体的に読むのか個別で読んで統合するのかよく分からないけれど月と火星に対しては制限を与えて、天王星からは変化や自由を促されるというか、土星の価値観を揺さぶられる葛藤をもたらすということなのだろう。どの星もそうだけれど役割を果たしつつ、自分の課題にも向き合っていく、その先に自分の向上が見いだせる、というようなものかもしれない。

自由を求める気分があり、自分の心の内を表現しきれない感じも持ちつつ、衝動的に何か言ってしまうような危なさもあり、でもそれを抑える理性は土星のアスペクトがもたらしてくれるのだと思う。
どの星も全て何かしらの関連がありアスペクトを作っている。自分の中にいろいろな面があることを自覚して、受け入れていくこと。ホロスコープの全容は理解しきれないけれど、何でもありなこと、良いことも悪いこともあって当たり前、矛盾する自分でも良いって肯定できれば良いのかな~って今は思う。
アスペクトの意味を調べていくと複合アスペクトも視野に入ってくる。ああそういうことだたんだな~って納得する部分もある。

ホロスコープの情報に振り回されずに、主体的に生きていく自分を大事にしようと思ったりする。ホロスコープの世界に踏み込んだのが、今の自分・今の年代で良かったな~ってつくづく思う。これからの人生の指針、みたいに捉えてしまう年代、例えば20歳、30歳の若い頃や40台の仕事どうしようみたいな時期には、何が何だか整理できず迷ってしまっただろう。

まだ人生先はあるけれど、自分はこうしてきた、ってものが自分なりにあるから答え合わせしてる感覚でいられて、これで良かったんだと納得できて、こんな方針でこれからも生きていこうって思える。

次回からトランス・サタ二アン 天王星・海王星・冥王星。彼らを知ることで、この時代・この地に生まれたことに感謝できる。自分は自分一人だけで存在しているわけじゃない、なんてことも感じる。