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「む」無茶振り・無造作:俳句幼稚園

無茶振りにお茶目に返す冬林檎
→無茶振りにお茶目に返し冬林檎
無造作に置かれし通帳冬至粥

むちゃぶりにおちゃめにかえすふゆりんご
むぞうさにおかれしつうちょうとうじがゆ

1句目、無茶振りされても、上手に返せるようになりたい、そんな願望。怒らないでユーモアを持って、余裕を持って。
2句目、鷹揚なのか、鈍いのか、リスク管理が甘いのか、周囲の者を信用しきってるってことなのか。大事なものは自分で管理しておいてね、みたいな。そんなこんなだけれど、冬を乗り切ろうみたいな気持ち。