カエルの郵便屋さんとカタツムリワゴン
こんにちは、Yu’s です。
今回はこの夏に作ったカエルの郵便屋さんとカタツムリワゴンについて書きたいと思います。
1.Yu’s 村のカエルファミリー
普段SNSにシルバニアファミリーのモグラ一家を中心としたお話を投稿しています。
モグラ家はカエル一家と仲良しで、特にモグラの赤ちゃん(モグ)はカエルの赤ちゃん(ケロ)と大の仲良しという設定になっています。
2人の出会いから振り返ってみると…
このような感じでお話が進むにつれ2人の友情も深まっていきます。
ケロのお母さんは既に登場していたのですが、ケロのお父さんを登場させていなかったこと、そしてカエル家の情報が少ないことにふと気が付きました。
そこでケロのお父さんを登場させて何かお仕事を担当してもらうことにしました。
実は昨年モグラ家にキノコポストを作った際に、荷物や手紙などを配達する郵便配達員役を誰かにお願いしたいな〜と考えていました。
最初は別のファミリーに郵便屋さんをしてもらう構想を練っていたのですが、カエルのお父さんが郵便配達をしている様子を思い浮かべたらしっくりくるものがあったので、ケロのお父さんにその役をお願いすることにしました。
2.衣装
テーマは「郵便配達員らしいきちんと感がありながら普段着としても使える服」。
シャツは白の襟付きですが少し砕けたカジュアルなデザインに。
ズボンの色はケロのズボンと近い色味で統一感を出してみました。
ベレー帽はケロとお揃いのものです。
そして手紙を入れるショルダーバッグも作りました。
ちなみにケロのズボンにはガマの穂の柄の刺繍を施してあります。
(初めての刺繍だったのでとても苦労した思い出深い一着…)
いつか郵便局の建物を作ることがあれば「ガマの穂郵便局」と名前をつけたいと思っています。
3.カタツムリワゴン
手紙はショルダーバッグに入れ、重い荷物は台車のようなものに入れるとより配達員らしく見えるかなと思い、そちらも作ることにしました。
まず思い付いたのはバイクだったのですが、村の雰囲気と合わない気がしたため無しに。
のんびりとした時間が流れている村(という設定)に合いそうなものは…と考え直し手押しワゴンにすることに。
それからのんびりというキーワードからカタツムリを連想。
もしもカタツムリ型ワゴンというものがあって、カエルのお父さんがのんびり配達しに来てくれたらなんだかいいな〜と想像が膨らみワクワクしてきたのでカタツムリワゴンに決定。
まず厚紙で簡単な模型を作りました。
模型があると具体的なこと(全体的な大きさや高さ、幅、それからカタツムリの殻の位置や持ち手の位置など…)が立体的かつ視覚的に分かりやすくなるのでとても便利でした。
模型を作る段階で難しかったことは、カタツムリの体と殻のバランスでした。
うっかりすると亀のようになってしまいそうだったので、どうしたらカタツムリのように見えるか、カタツムリの写真をよく見ながら形や位置を決めました。
細かなことが決まったあとは、いよいよバルサ材で側を作っていきます。
カーブが多いのでやすりでやすったり、パーツを左右対称に揃えたりしながら進めていきました。
カタツムリの殻と体の色に関してはだいぶ悩んだのですが、木製という素材を生かして素朴で落ち着いた雰囲気が良さそうだと思い茶系で塗ることに。
まず茶一色でマットな感じに塗ったのですがしっくりこなかったため、陰影をつけた塗り方に変えてみました。
そちらの方が殻の渦巻き模様がよく見えたので少しずつ色を重ねながら調整していきました。
写真ではカタツムリの身体の部分は色を塗っていないバルサ材そのものの色のように見えるかもしれませんが、ややくすんだベージュのような色を塗っています。
車輪にはアクリル絵の具で緑色に塗ったウッドビーズを使用。
そこに金の丸いシールを貼りアクセントに。
竹串を車軸にし実際に走ることのできる作りにしたのでコロコロ押して遊ぶことができます。
遠くから音を鳴らしながらやってくる設定だと楽しいなと思い、持ち手の軸のところに小さなベルをぶら下げました。
最後にワゴンに載せる荷物も作りました。
これで完成です!
4.完成
鼻歌を歌いながらケロのお父さんがのんびり配達しに来てくれます。
届くまでに何日もかかることがあるカタツムリワゴンですが、村のみんなはのんびりと待っているようです。
下の写真は、ケロのお父さんがお話の中に登場したときのものです。
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長いこと作りたかったものを形にできた後は、いつも心の引っかかりが消えるような感覚になりホッとします。
今後お話の中で郵便屋さんを活躍させるのが楽しみです!
余談ですが、カエルのお父さんは村一番の美声をもつ人という設定で楽しんでいます。
気分が乗ってきたカエルのお父さんが、素敵な歌声を披露しながらカヌーをこいでいるこの夏の思い出の写真を最後に載せたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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