見出し画像

仕事が嫌なら辞めればいい

かなり前にこんな記事を書きました。

私も休職を勧められましたが、断りました。

当然ですよね。

こんな記事書いている奴が、休職なんて選ぶはずがありません。

という訳で、丸5年勤めた会社を辞めました。

ケースバイケースではありますが、休職はオススメしません

現在、休職している人を悪く言うつもりは全くありません。

その人なりの理由があって休職の選択をしているので、そこは尊重します。
が、もし迷っているのであれば、休職はオススメしません。

もしあなたがその会社に入ってからうつや適応障害等精神疾患を発症したとするのであれば…

休職では恐らく完全には良くなりません

あなたが休職または退職を考える理由となったものはどちらでしょうか?

  • ポジティブな理由

  • ネガティブな理由

恐らく後者の理由ですよね。
後者の理由となった原因はあなた自身にあるのでしょうか?

あなたは、人一倍働いてきたはずです。

そこで仕事を一旦休もうと考えるわけです。

もう一度、考えてみてください。

原因はあなた自身にあるのでしょうか?

会社の環境が本当の原因ではないのでしょうか。

私は、私と私の環境である。

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの名言より

何を恐れているのか

「自分は辞めれてしめしめと思っているんやろ」
これは私が今回退職するにあたって言われた恨み言です。

これを言った人は、既婚者で高校生の子供がいる40代男性です。

結婚して子供がいればそりゃすぐには辞められないよな…

そう思いましたか?

その考えは視野がかなり狭いです。

人は、どんな状況であろうと、仕事を辞めることができます

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。
この場合において、雇用は解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

民法第627条より

仕事を辞めたいと思っているのに、家族に何の相談もせずに、退職する人に対して恨み言を言うのが大人のすることでしょうか?

仕事は辞められます

そうはいっても生活が…

そう思いましたか?

当然ですが収入はなくなります。
(すでに転職先を決めていれば別ですが、私は現在ニートです)

人間を最も根本的に分類すれば、次の二つのタイプに分けることができる。
第一は、自らに多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする人々であり、第二は、自分に対してなんらの特別な要求を持たない人々、生きるということが自分の既存の姿の瞬間的連続以外のなにものでもなく、したがって自己完成への努力をしない人々、つまり風のまにまに漂う浮標のような人々である。

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの名言より

もう一つ、

今日では、大衆は、彼らが喫茶店での話題からえた結論を実社会に強制し、それに法の力を与える権利を持っていると信じているのである。

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの名言より

本当は生活のことなど気にしていないですよね?

あいつは、独身で、実家暮らしで、子供がいないから簡単に辞められて、対して自分は結婚していて、子供もいて家のローンも払わないといけない、だから辞められない。

それを前提として、

結婚して子供もいるいい大人が簡単に仕事を辞めるな

この価値観ですよね。

この価値観に縛られているだけなんですよ。

未来とは、3歩進んで2歩下がること

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットはまたこうも言います。

この世において仕事がないというのは死そのものよりもつらいものだ。

スペインの哲学者オルテガ・イ・ガセットの名言より

仕事とは人生そのものと捉えてもいいような名言です。

退職は簡単に決断できるものではありませんよね。

だからこそ決断する必要があるのです

私の言うことを、無責任だという人も勿論いるでしょう。

でも人生は、あなた自身のものです。

周囲の声に騙されてはいけません。

退職は、2歩下がることです。

1歩は必ず残るんです。

間違っても、3歩下がることではありません。

あなたの苦しみを取り除く大事な一手です。

今回の記事が、迷っている人の参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?