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南米大陸の最北端を自転車で目指して…失敗した

こんにちは、自転車で世界一周中、ゆーせいです。

なぜか自転車旅人って「〇〇岬」とか「最○端」という言葉が大好きですよね(偏見)。今回南米大陸の旅を始めて、大陸の最北端を拝まずして「南米縦断!」などと言っていいのかと謎の使命感を持ってしまいました。

道中の様子は以下の動画にまとめてありますので、こちらをご覧いただきたいです。

結論、途中まで行って残り20〜30km?ほどのところでリタイアしました。
今回の記事では未来のチャリダーさんがグアヒラ半島・ガイナス岬を目指そうと思われた時にガイナス岬を攻略するための情報を提供する記事となっています。


①補給地点(ルート)

私が到達したのはこの地点ですのでこの地点までの情報となります。

ウリビアの街までは舗装路で水分・食料共に十分な補給地点があります。
ウリビアの街を出てからも意外と個人商店や個人ガソリン売りがいて水分程度であれば補給が可能です。私は情報が少なかったのでウリビアを出る時点で10Lの水を持っていきましたが、持ちすぎでした。 
食料に関しては余裕を持つならウリビアから4日分を持っていくのが吉ですが、最悪お金があれば人が住んでいないわけではないのでなんとかなります(水も)。

この地点からメインルートを右折しガイナス岬を目指すことになりますが、この先もサンタマルタから始まる車でのツアー向けに先住民の方が店を構えていることもあり、チョロチョロ補給ができるかと思います、私が最後に定価でジュースを買えた補給地点は以下の場所になります。

ここから先は物価がガイナス岬に近づくにつれて跳ね上がるので、水分はここでこれまでの走行ペースと水の消費量から逆算して必要だと思う分を整えておくといいかと思います。ちなみにこの地点から干潟のような場所を走行することになり、草木がなくなり圧巻の景色を楽しめます。

②路面の状況

動画にあるようにウリビアの街からしばらく舗装路が続きますが、途中から未舗装路になります。交通量がそこそこ多いので踏み固められており、凹凸も少ないの比較的走行は簡単です。
走ったのは雨季でしたが、毎日自転車で水汲みをする子供がいるくらいですから、乾季であっても自転車で走るには問題ない程度の道になっていると推測します。
例の右折した地点から先は動画の通り、雨が降った後は普通の自転車では走るのが厳しいです。先住民の方から見せてもらった動画ではひどい時は4WDの車でもぬかるみにハマってなかなか脱出できていませんでした。往復40kmの道のりで4時間かかったという話を聞きました。
対策としては①泥除けを外して、タイヤ・泥除け間の泥詰まりを無くす②泥道に強いタイプのMTBタイヤを着用することが考えつきました。
現に現地の方の自転車はどれも泥除けがついていませんでした。しかし私の泥除けのついていないタイヤは以下のような状態になり結局身動きが取れなくなりました。

二回りも直径が大きくなって動かなくなったタイヤ

おそらく、一番効果的なのは挑戦する時期を雨季を外すことだと思います。
5~11月がこのあたりの雨季なので、それを外して挑戦するのがいいかと思います、、、。日本人チャリダーに大人気の「仕事を年度末に辞めて1ヶ月ちょっと準備アラスカの雪が溶け始める5〜6月から北米縦断スタート」というプランで行くと、ちょうどいいか少し急ぎめくらいで3〜4月に間に合うかという感じで、まったり系の方だと雨季に被ってしまうかもしれませんね。

③治安(野宿)

道中は動画にあるような私設通行止めが多数あります。
この通行止めでお金を稼ぐのは主に子供たちの仕事のようです、私が通った時はほとんど稼働していませんでしたが、2回ほど遭遇しました。ターゲットではなかったらしくお金や物をせがまれずに通してくれましたが、備えておくに越したことはありません。グアヒラ半島全体でこのようなことが行われているらしく、主にツアーの車を狙っているようです。しかし、自転車旅行者がターゲットにならないとも限りません。ツアー会社の車はお金ではなく、パンを子供達に渡しているのを目撃したので、ウリビアの町で子供達に渡しつつ、自分でも食べるようのパンを10〜20単位で準備しておけば間違い無いかと思います。大体パン屋さんに行けば安く手に入ります。

逆にこのような私設通行止めが横行するくらいには警察行政の手は行き届いていないというのも頭に入れておくといいでしょう。コロンビアの経済情勢によってはより強硬な手段に出る人がいてもおかしくありません。

野宿に関してですが、なんとも言えません、、、。動画では夜とても危ないと説明されましたが、それにしては壁も何もないハンモックで寝かされましたし、ところどころにあるサボテンや茂みゾーンの奥地まで自転車を押していき、人に見つからないところでの野宿は可能かと感じました。自己責任の範囲で野宿を検討してもいいと思いますが、未舗装路走行で荷物を減らしたい場合は高いお金(私が泊まったところで1700円くらい?)を払って宿泊するのも手かと思います。

④総評

往復すると100km以上の未舗装路になりますが、未舗装路を走り慣れている方であれば、距離自体は長くありません。雨季でも粘性の高いダート道に対応できるタイヤ・装備ができる状態であればガイナス岬到達は可能かと思います。

正直今後10年誰の役にも立たずに消えていく記事かもしれませんが、いつか誰かのお役に立てればと思い書き残しておきます(もしかしたら自分でリベンジしてたりして、、、、)

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