今日はチャールズ新国王の戴冠式の日。朝からニュースはどこもライブ中継でまるで昔の「ゆく年くる年」状態。今現地時間で13:00過ぎ、ウェストミンスターからバッキンガム宮殿までのパレードの真っ最中。

こんな特別な日の街中はどうなっているのか気になって、お昼前にちょっと会場の近くまで行ってみた。どこも人だらけで、雨も降っており、雰囲気だけ見て家に帰ってきたけど、改めていろいろな人がいる街だと感じた。こんな「大国」イギリスという国の国王になることは本当に大変なことなんだろうと改めて感じるくらい、ここには多様な国から多様な文化の人がいる。

少なくとも今日に限っては日本人も多く、日本語も時々聞こえてきた。私のように住んでいる日本人が多いのだろうとは思うものの、こんなにいたんだと感じるほど、見かけることが多かった。やっぱり日本人の自分から見れば、日本人は一目でわかる。

戴冠式はいわば英国の政(まつりごと)として、多様な国民を束ねる象徴的なものなのかもしれないが、一方で国民以外の人も普通にその雰囲気を楽しみ、国民とともに記念グッズを買って着たりかぶったりしているのを見ると、諸外国の人を惹きつけ、何度も訪れたくなるこの国の「多様性」と「寛容性」という強さのようなものを感じた時間だった。本当に皆が笑顔でこの時間を楽しんで過ごしている。

最後に、パレードを見ていて一番すごいと感じたこと。馬に乗りながら両手で楽器を演奏している楽隊の人たち。うわぁ、クラリネット吹いてる、すごい!と驚いていたら、同じく馬の上でユーホ吹いている人がいて、馬、重たいだろうに、偉い!なんて思っちゃいました。

街はユニオンジャックだらけ

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