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マーケティング用語「ナーチャリング」

リードナーチャリングとは、「見込み顧客を自社のファンに育成すること」です。

Urumoさんに、リードナーチャリングについてわかりやすい説明が載っていました。以下抜粋。
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潜在的ニーズを抱える見込み顧客(=リード)に対して、メルマガやセミナー、Webコンテンツなどの有益な情報を、中長期的かつ適切なタイミングで提供することで、結果として自社の製品やサービスへの購買意欲を高めていくための手法やプロセスを指しています。
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ナーチャリングは、自社の商品の魅力にすぐ気づく消費者は多くないと考えていることが背景としてあります。遊牧民的に食べ尽くしたら次のエリアに動くのではなく、田に水を張って稲を育てる感覚です。

「今なら30% off! Buy Now!」といった訴求の広告を見せるだけで購買してくれる人(顕在層)の数には限りがあります
見込み顧客が無限に存在する場合を除き、CPAを追って刈り取り施策を続けていると、CVが増えれば増えるほど次のCVの難易度が上がります。その果には広告を打っても費用対効果が合わなくなり、消耗戦へ突入。誰もがハッピーとはいえない状態になります。

そこで、今すぐには買ってくれないかもしれないが、未来の顧客を作る活動をする必要があります。特に住宅ローンや車など購入・サービス利用頻度が高くない商材ほど、顕在層が少ないためニーズが顕在化したときに選択肢に入ることがまず大事です。

近年のナーチャリング施策として最も便利かつよく利用されているのがソーシャルメディアです。
ソーシャルメディアの特徴として、継続的に繋がって情報を届けることができるというメリットがあります。LINE/Facebook/Instagram/Twitter/Tik Tokなど、様々なメディアがありますが、企業はそれぞれのメディアの文化の中でユーザーと継続的にコミュニケーションをとることで、選ばれるブランドになるのではないでしょうか。