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【実体験】国際ロマンス詐欺体験談vol.1

寒さが一段と増してきましたが、風邪など引いてないでしょうか?今回は国際ロマンス詐欺の実体験をお伝えしていきます。投資話を持ちかけられたり、お金に困っているなどの相談は現時点でありません。しかし、ほぼ確定だなと思えるポイントがあったのでご紹介致します。

自分がひっかからないと思っていても、まさかが自分がという事もありますので1つの参考にしていただければと思います。

きっかけ

きっかけはWhatsAppというLINEの様なメッセージアプリからのメッセージでした。LINEと同じ様に電話番号で検索して、相手方が受信するように設定していればメッセージを送れるアプリです。それでメッセージが来たので、最初はスルーしていました。

最初のメッセージから少し経った頃に
"ごめん、日本へよく行ったてから番号間違ったみたい"
とそれに対しメッセージがありました。
それに対し"Ok"とだけ返したのですが、そこからメッセージのやり取りが始まりました。

今は海外にも行けず、英語を使う良い機会がほとんどないので、英語の勉強になるかなという軽い気持ちでやり取り始めました。

途中経過

最初は警戒しまくってたのですが、やり取りをしていると不思議と警戒心が薄れていきます。メッセージの量は増えなかったのですが、継続していると心理的に薄れるものなのかなという印象でした。

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上記の様な感じでやりとりしており、送られてきた写真はかわいいって思ったのですが、裏ではおじさんがやり取りしてるのかなとかも同時に考えてました。

そこからは
仕事は何関連?
週末は何するの?
仕事は何時まで?
などのたわいもない会話が続きました。

英語でやり取りをしていたのですが、途中からはLINEに切り替わり翻訳アカウントを入れて私は日本語でメッセージのやり取りをしていました。ここの時点でネィティブ香港人って言っていたのに中国語の翻訳アカウントを入れてきたので、ん?と思いました。

私の経験上、香港の方は英語と広東(カントン)語が堪能です。年配の方になると英語が出来ない方もいますが、若い世代ですと2カ国が当たり前で大学出てる方などは2.5ヶ国語出来ます。むしろ中国語は出来ない方が多い印象です。

設定上、中国の深圳(シンセン)でビジネスをしているという事だったので中国語が堪能でもおかしくはないですが、メッセージのやり取りは慣れ親しんだ母国語を使った方がやり易いはずです。

ちなみに中国では"ありがとう"は謝謝(シェシェ)、香港で一般的な広東語では多謝(ドーツェ)になります。文字も発音も違ってきます。

ほぼ国際ロマンス詐欺確定!?

英語のスペルでの名前を聞いていたので、instagramで名前を検索しましたらやり取りしている方を見つけました。開いたらフォローが5名、投稿が1枚でした。フォローしている5名のうち男性日本人4名でした。

そしてその1枚の投稿に投資した金を返せ、詐欺師というコメントが韓国人男性の方から寄せられてました。これはもう100%そうだなという確信になりました。

まとめ

冒頭にもお伝えした通り、まだ投資話などは来ていませんが警戒心が溶けたなという時点で話が持ちかけれらるのだろうと考えています。私の友人はFacebookのメッセンジャーで台湾出身の香港在住という設定の女社長に20万円分の仮想通貨を取られておりました。

知らない人からのメッセージにはどんなアプリであれ気をつけましょう。また投資話も古くからの付き合いの方だったり、付き合いの長い友人からの紹介なら良いですが、LINEのメッセージだけでこんなオススメ案件ありますよ!とかのやつは絶対にやめましょう。

次回は今後も少しやり取り続けて、どういう風に投資話を持ちかけられたかと詐欺被害に遭った友人の例と詐欺被害に遭われそうだった知人の件の実例を交えながらお伝えしていく予定です。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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