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035:【夏のXmas&真上に太陽(夏至)&スポーツの力】Week22

Day146(Dec19)
【スポーツには世界を変える力がある】

Sport has the power to change the world. It has the power to inspire, it has the power to unite people in a way that little else does. 
Nelson Mandela

スポーツには世界を変える力がある。人々にインスピレーションを与え、団結させる力があるんだ。他の何かにはまずできない方法で。
ネルソン マンデラ

 反アパルトヘイト運動に尽力した第8代南アフリカ大統領のこの言葉。
 昨日閉幕したFIFA World Cup Qatar 2022 を見て、改めてその通りだな〜と思いました。

 ここ南アでもサッカーは大人気で、この1ヶ月間、スポーツチャンネル200〜204番は常にサッカーワールドカップ。(南アのDSTVは400番台まであり、世界中のチャンネルが見れる。431番はNHK world)
 南アは残念ながらアフリカ予選で敗退したものの多くの人が熱狂していました。

 死のグループと言われていた中で、見事ドイツ、スペインを破り、knockout stageに進んだ日本代表。惜しくもPKでクロアチアに敗れるも、数々の勇姿にとても感動しました。
 職場の先生たちや近所のおじさんたちからも
「すごいな!日本!」
「次の日本戦はいつだ?応援するから!」
と一緒に応援し、喜んでくれました。負けた時も、すぐにWhatsAppや電話で励ましの声をかけてくれました。
 南アで観戦できて本当によかった。(※)

 スポーツは国境を越える。
 年齢や人種を超えて仲良くなれる。
 スポーツは人々の心を動かし、勝ち負け以上の「何か」を与えてくれる。
 南アで観戦し、改めてスポーツってすごいなぁと思いました。

 来年2023はRugby World Cup🏉が開催されます。南アといえばラグビーと言われるくらい強豪国で、こちらも大人気。今から楽しみだ😊

(※)あっ、でも停電多すぎな点は南アTV観戦のデメリット笑

Day148(Dec21)
【真上に太陽があった日】

2022年12月21日 夏至 

文字だけ見ると違和感がすごい。
でも、南半球だからこれが正しい。

その日、頭の真上を太陽が通過しました👏

ゴキブリ撃退スプレー缶の影がない!(ちょっと見えるけど…)太陽が真上にある証拠!

南アのリンポポ州には南回帰線が通っています。
今住んでいるシロアム村から南へ約1時間半行くと南回帰線のモニュメントもあるんです。行ったことないけど。
だから、正確には”ほぼ真上"。

南回帰線=Tropic of Capricorn
上から北回帰線、赤道、南回帰線

正午に
「おぉ!真上やん!」
「影短っ!いや、ほぼ無いやん!」
とはしゃいでいました。ちょっと感動。

Day151(Dec24)
【夏のクリスマス】

 南半球で迎える初めてのクリスマス。暑いからすごく違和感がある。先日行ったThohoyandou という町のショッピングモールのサンタも暑そう。(半袖短パンじゃないのか…。期待してたのに…。)

 さて、今日はイブ。何かスペシャルなイベントでもあるのかと思い、近くのモールまでやってきた。人がめちゃくちゃ多い。ヨハネスブルクやプレトリアなどの都市から帰省している人もいる。そのせいか、いつもより雰囲気が怖い。通りすがりの子どもたちによるとイブよりも明日のクリスマスの日にお祝いをするらしい(日本はイブの方が盛り上がっているイメージ…)。だから、今日のお客さんは明日のための買い出しに来ている人たちなのだろう。
 僕もホストファミリーにケーキを買って、とっとと帰ろうと思いました。ところが、レジには長蛇の列。ここまで長い列は初めてでした。疲れた…。
 家に帰ってきましたが、ホストファミリーの家では今日は本当にいつも通りでした。
 息子くんの誕生日が12月なので、クリスマスケーキ兼誕生日ケーキをプレゼント!

17歳の誕生日おめでとう!
来年車の免許取れるね〜。
もう家の近くで練習してるけど笑

 喜んでくれてよかったです。

Day152(Dec25)

 今日は日曜日なので教会へ行く日です。見事なタイミングのクリスマスですね。
 教会へ行った後に親戚の集まりがあるからとホストマザーが誘ってくれました。教会には行きたくなかったのですが(合唱隊の方々の歌声が本当に素晴らしいので、その時間は好きだけど、牧師?みたいな人の話が長くて、たまにうるさいから。)、クリスマスの日の教会に興味はあったので良い機会でした。
 以前行った時との違いは、教会に飾り付けがあったこと、合唱隊がクリスマス衣装だったこと、トナカイのカチューシャをつけている人が数名いたこと、「メリークリスマス」と言って近くの人と握手したこと、帰りに菓子パンとジュースを配っていたことでした。相変わらず長い2時間でした。

 その後、Biabaという村にあるショッピングセンターでピザを購入し、親戚の家へ向かいました。ここも人が多く、ピザを受け取るのに40分くらいは待ったと思います。

 親戚の集まりでは予想以上にたくさんの人たち、子どもたちが集まっていました。クリスマスは毎年こうして親戚や家族と過ごすようです。親戚や家族のつながりを大切にしているのは本当に素敵だと思いました。
 昼過ぎに到着しましたが、女性陣は料理を作って、食べて、おしゃべりして、食器の片付けをして忙しそう。男性は食べて、飲んで、おしゃべりして、ボーっとする。子どもたちは、食べるか遊ぶか。という感じで過ごしていました。南アの田舎ではまだまだ女性が家事をこなす文化が当たり前のようです。

 初めましてでしたが、暖かく迎えてくれて嬉しかったです。子どもたちともサッカーの話で盛り上がったり、スマホの写真アプリで遊んだりして楽しく過ごせました。そして本当にお腹いっぱいになりました。ボーッとする時間も長かったので、夕食の方はあまり食べられず…。

 帰りは21時ごろでしたが、若者は酒屋みたいな、クラブみたいなところに集まって過ごしているようでした。ホストマザーの車窓から夜の村の様子が見られたのは貴重でした。(我々南ア隊員は夜の出歩き禁止。観光客も夜に歩くことは危険なのでやめた方がいいです。)


ここまで読んで頂きありがとうございました。
Sharp sharp!!

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