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人生を充足感で満たすためには

こんにちは、鳥取県米子市の包丁研ぎのお店 タルイハモノ.です。
今回は『人生を充足感で満たすためには』について書いてみたいと思います。
研ぎ屋が何の話をするんだと思うかもしれませんが、僕自身も一人の人間。また2人の子を持つ親でもあります。
自分の人生をもっと良くしたいとも思いますし、自分自身が子にとっての一つの指針でありたいなとも思うのも真実です。

変化し続ける社会の中で『どんな人生が幸せか』
これは大きな問いであり人それぞれ答えは違います。
ではどうすればその答えに近づけるのか。
『幸せ』の一つのファクターとして『充足感』にポイントを置いた書籍を見つけましたので中身を紹介しつつ僕の経験を踏まえて書いていこうと思います。

題名だけみてるとひと昔前のYouTuberの本みたいですがこちらはちゃんと才能育成の専門の学者さんが多くの例を引用しつつ作った書籍です。
多少難しい部分もありますが内容は大いに賛成できるものでした。
(難しい部分は飛ばしても大丈夫かとおもいます)

シンプルにまとめると
▶自分が好きなことを見つける
▶自分にあった道を行く
▶自分に合った戦略をとる
▶目的地を忘れ目の前に没頭する
▶結果的に目的地やさらにその先に行ける

「なんだ、そんな当たり前の事か」
そう思ったかもしれません。
まぁ書いていることは普通なことですよね。
でも今の社会では中々難しい事だったりしませんか?

例えば多くの子どもたちの通う学校教育は元々は工場で均一に働く人を生み出す場所です。良い悪いではなく『そういうもの』と認識しておいてください。
(書籍の中では『他のみんなと同じでいい。ただ他のみんなより優れていなさい』と言うのが学校の基本姿勢と書かれています)

『いい成績を取り、いい大学に行き、いい企業に就職する』
これがまだまだ王道のルートと言えるかと思います。
このルートを目指すのであれば学校の放課後に塾に行き勉強にできる限り時間を割くことになりますがその先に『幸せ』はあるのでしょうか?

就職した企業が自分に『フィット』した場所なのであれば、日々充足感を得て充実していますし成果も出やすく昇進して給料も上がるでしょう。

ただ仮に『勉強』がフィットしていて成績を出せたとしても『たくさんの人と働くこと』が自分にフィットしていなければ成果も出づらいかも知れません。
『平社員として働くこと』がフィットしていても『マネジメント層として働くこと』がフィットしていないとそこからの昇格は望めないかも知れません(もちろん社風など企業にフィットしないこともありますね)
さらにある程度の昇進はしたがそこで手詰まり感を感じるようになる。
でも結婚もすでにしていて子どもが出来ていて(さらにはたまたま給料がよかったりすると)転職を許してくれない…つまらない息苦しい毎日が延々続く…割とつらい人生になりそうですよね。

これはわざと意地悪に書いた一例ですが、なにが言いたいかというと『自分にフィットした物事や状態を知っていることは大事だよ』と言うことです。
このことを知っているのと知っていないのは物事を選択するときに大きな差があるのではないでしょうか。

例えば僕自身は勉強は普通くらい。
大学は近畿大学法学部卒。
(勉強は元々好きで進学校に入りましたが高校2年あたりから勉強が面白くなくなり成績は大きく下がりました)
元々料理の世界に興味があって就職。
料理をすること自体は好きだが、人と何かをすることに合っておらず(誰かのサポートは向いているが前に前に出るのに向いていない)、でもご縁でお店の立ち上げや店長も経験させてもらいましたが、マネジメントには全く向かず、時にはノイローゼで自殺寸前まで精神をやられてしまったりもしました。
飲食を離れた後は料理教室をしたりカメラマンをしたり。
ただどれも仕事としては中々上手くいかない。
たまたま始めた包丁研ぎが自分にフィットして現在のお店を始めることになりました。
今はとても自分に『フィット』していることを実感できる場所にいます。
振り返って自己分析をしてみるとそれまでの場所がいかに自分に合っていないかがよくわかりました。ただ書籍の中では自分のフィットした場所や仕事を見つけるには『失敗』も大事だと書かれています。

例:タルイユウスケにフィットした場所
▶一人で黙々と作業できる
▶昼寝ができる(HSPで脳みそが疲れやすい:でも短時間寝ると復活)
▶自分で試行錯誤するのが好き
 (依頼品の包丁は全て違う。同じ商品でも状態は違う)
▶短い時間で成果が出る(長期スパンの仕事は苦手)
▶外部と協力して何かを作るのは出来る

もちろん仕事が充足感を得られるものでなくても良くて、それは趣味であってもいいと思います。(仕事で成功して、でもそこで充足感を得られず趣味に没頭する人も多くいるかと思います)
ただ人生の大半の時間をかける仕事が充足してるほうが人生は楽しいのかもなって思ったりもします。
(人によって許容範囲が違うのでどこまでかは人それぞれです。僕はその範囲が狭いので尚更かもしれません.。ただこの許容範囲が広いのも問題で違和感を感じつつも本来合わない場所に居続けて頑張ってしまい知らぬ間に鬱発症なんてことの可能性もなきにしもあらず)

もし人生や子育ての方向性に悩まれている方がいたら是非一度手に取ってみてください。何かのヒントになるかも知れません。

なかなかこういう事を発信する場所がないので時々noteで書いていこうかなと思う今日この頃です(今日は山陰地方大雪で暇なので書けましたw)

包丁研ぎのお店 タルイハモノ.

定休日 月・火 +日曜は不定休(営業カレンダー)
営業時間 13:00~18:00

住所:鳥取県米子市昭和町62-5
専用駐車場 又は近隣駐車場にお停めください
tel:090-6962-5675
instagram @tarui_hamono
▶︎包丁の無料貸し出しあります
▶お返しは郵送も可能(費用は300円)

オーナー タルイユウスケ

大阪出身 1982年生まれ
辻調理師専門学校卒 調理師15年
2012年 山陰に移住。研ぎの傍らカメラマンとして活動することも…
自社の包丁を発売するのが目標の一つ。



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