光の教会&VRラボまとめ

光の教会

私は建築家の先生のゼミに所属しているということもあり、まずモデリングとして建築に興味を持ちました。学期末の作品として何かを作ろう!という気概はあったのですが、なかなか時間が取れず0からの良いアイディアが浮かばなかったこともあり、宮田先生のアドバイスで有名な建築家の先生の建築物をBlenderで再現してみることにしました。

そこで選んだのが、安藤忠雄さんの「光の教会」です。

正式には茨木春日丘教会と呼ばれる、プロテスタント系の教会です。十字架をモノではなく光で示すというところが美しいですね。

建築の形自体はかなりシンプルだったので、あまり時間をかけずとも制作することができました。それでも題材が良かったおかげか、雰囲気は出せたかなと思っています、、
安藤忠雄さんの建築の特徴でもある打ち放しコンクリートの質感は、インターネット上でコンクリートのテクスチャを探して使いました。

今回モデリングをする上では、光の十字架が見やすいように屋根を取り外した状態で制作しました。実際の教会も、もともとは屋根のない青空教会の予定だったそうです。

VRラボまとめ

まず個人的に、作品制作にあまり時間が取れなかったことが残念でした。また、アニメーションの作品・完全オリジナルの作品を制作できなかったことも反省しています。もう少し頻繁にBlenderに触る習慣をつけていれば、もっと良い作品ができたのではないかなと思います。しばらく触っていないと操作方法も忘れてしまい、チュートリアル動画を見ながら別の作品を作って思い出すなんてこともありました。

でも一度Blenderに触り始めるとハマってしまい、一気に制作を進めることができました。テクスチャやモデリングも凝ればキリがないので、無限に遊べますね。そしてレンダリングして綺麗な画像が出来上がるとテンション上がります。笑 やっぱり自分が想像しているモノをカタチにしていく過程は楽しいなと実感しました。ようやくBlenderの操作にも慣れてきたので、就職活動が終わったらもっとオリジナルの作品を趣味で制作してみたいです。

またゼミと関連した感想になるのですが、建築物のイメージを形にする際、デッサンや模型制作よりもBlenderでのCG作成が優れているなと思いました。慣れれば比較的手間もかからないし、自由に制作物を動かせて、後からの編集がしやすいのが良い点です。

VR・XRの文化の勉強は本当に楽しくて、4年でも続けたいくらいです。笑 Blenderの作品制作だけでなく、起業家の方のお話を聞く機会もあってVRの面白さを様々な方面から感じられたなと思います。今後もVRの文化や、都市との関係・メタバースについて個人的に調べていきたいです。2021年はFacebookが社名をMetaに変えて、メタバースという言葉が世間にも浸透したのかなと思います。これからVR界隈はますます面白くなっていくだろうし、新たな可能性が見えてくるのではないでしょうか。

優秀なラボ生の皆さんの作品には驚かされましたし、良い刺激になりました。1年間ありがとうございました!

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